よかよか学院ばなな先生コラム【第12回】

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12回目の投稿です

「あなたのままでそれでいい」
「お母さん、やっているだけで素晴らしい」
を合い言葉に、
緑町で親子、多世代ごちゃまぜのがっこう(場)
『よかよか学院』を運営しています
『ばなな先生』こと
小塙 雅多加(こばなわ まさたか)と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。

11月ですね。
ゴミ拾いも300回を超えました。
たばこの吸い殻が圧倒的に多いのですが
マスク、ウェットティッシュも多いですね。

日没が早くなる季節、ちょっと出遅れると
この写真のように暗くなってしまいます。
※見かけたらお気軽に声をかけてください。

じつはパートナーシップ

学校の先生をしていると、年に数回、
『問題行動』に出くわします。

いたずら、飲酒や喫煙、万引きなど
小学生なので軽度ですが、
担任の先生としては
出くわしたくないのが正直な気持ちです。

最近はお店からではなく、警察から
『児童が万引きしまして』
って連絡が来るようになりました。

子どもに事情や心情を訊くと
「気づいたら盗っていた」
「何を盗ったのかよくわからなかった……」
って言葉を聴きます。

それが欲しくって欲しくって手を出した
というより
別の動機で盗ってしまった感じです。

何度か対応しているうちに
こうした出来事に法則があるように感じました。

出来事の後
夫婦や保護者が
『わたしたちの子育てが間違っていた』
『子どものすさんだ気持ちを分かってあげられなかった』
『親子で反省します』
って自分たちに向いているケースは再犯が少ないのです。

むしろ子どもが
つきものがとれたように優しくなったり
学校生活に向き合ったりします。

反対に夫婦や保護者で
『買えばいいんでしょ』
『主人の(妻の)子育てが悪いんです』
『とにかく今、忙しくって。あのバカ、何してんだっていう感じです』
ってなると子どもがやさぐれていきます。

そうなんです。
問題行動って子ども達から親への
「もっと向き合って」
「ホンネでやりとりして」
っていうメッセージなんです。

映画ルパン三世『オリオストロの城』のラストに
「奴はとんでもないものを盗んでいきました。
あなたの心です」
っていう台詞があるのですが
万引きは
「お母さんやお父さんの心を盗みたかった」
だけなんです。

パートナーシップって?

パートナーシップ
一見すると、夫婦の性的なことをさしているように感じられますが
「相手のして欲しいことをしてあげる」
「自分のして欲しいことをして欲しいと頼む」
ここにつきます。

子ども達の問題行動は
お父さんがお母さんにして欲しいこと
お母さんがお父さんにして欲しいこと
それらを子どもが察して
無意識に引き出しているんです。

万引きをした女の子にこんなことがありました。

万引き後、両親が学校に来ました。
何の言い訳もせず、きちんと謝罪しました。
とくに父親の対応は素晴らしく、
ぼくらに深ぶかと頭を下げ
「これを糧に家族で向き合います」
と反省の弁を伝えました。

翌日、学校を休みました。
後で分かったのですがみんなで出かけたそうです。
父親は会社を休んで、
それぞれのいけなかったことを伝え合ったんだそうです。

しばらく経って
その子がこそっとやってきて
ぼくに耳打ちしました。
「わたし、お姉ちゃんになるんだ」

「えっ」
ぼくはびっくり。
一人っ子だったその子に兄弟が出来たんです。

伏線はありました。
万引きを境に優しくなったんです。
特に下学年の子どもに。

彼女が身体を張って
両親のメッセージを伝えたので

両親がパートナーシップを再構築したんだと思います。

ぼくら家族は想像以上に
ワンチームなんです。

家族には全員で共通の
「テーマ」があり
それをチームプレーで解決していくのだと

小学校の現場にいると
ものすごく感じます。

問題行動は
じつは、家族が結束するためのギフトでもあるんです。


館林倫理法人会で50人モーニングセミナーをします

多田市長も参加してくださっている館林市倫理法人会は

朝の朝礼参加が4人、
社数が52社という
小さな小さな、小さな単会です。

ばななは、倫理法人会を全く知りませんでした。

1年前に館林に移住したさい
たまたま看板を見たことがきっかけで
「身寄りがいないので地元の知り合いが欲しい」
と入会しました。

鴨頭さんや大嶋啓介さん、
honamiさんなどが入ってるのを知ったのは
入会してからでした。

入ってみてびっくり(@_@)
参加者も少なく
雰囲気もよくありませんでした。

他の単会に行ったら楽しそうで活気があって……。
この違いは何なんだろう
って悩みました。
愚痴ったら移籍をすすめてくれた方もいました。

前任者が体調を崩したのを機に
気づくと幹事長になってしまいました。

やめることも考えたのですが、
1年だけ地元の交流フィールドづくりを
ここを通してしようと思いました。

やるのなら本気で。
そう決めました。

倫理法人会は「万人幸福の栞」
という本を読み、
そこで気づいたことを実践します。
座学と実践のバランスのいい場です。

本の中に
運命自招
っていうくだりがあります。

この状況は誰のせいでもなく
自分が創り出したものです、
だから覚悟して取り組めば道は開ける
という意味です。

この本のくだりを証明したいと思いました。
ぼくがベストを尽くしたら
運命が変わるらしいのです。

11月22日(月)
50人集めるのが難しい場所に
50人でつくる気流を起こしてみたいです。

・新しい風を起こしたい方
・チャレンジしたいのに出来ない
・きっかけが欲しい
・へこたれそうな自分にパワーを

そうした方にうってつけの時間です。
一緒に50人で奇跡を起こしませんか。

参加したら
何か勇気がもらえるはずです。
場のチカラに背中を押してもらえるはずです
入会しなくってもいいです。

こういう機会に
この文章をたまたま見て
それを行動にする
というだけで運命が開けているんだと思います。

はじめてでも大丈夫です。
初心者ばかりです(^_^)

11月22日(月)
朝6時から7時

講師はばなな夫婦の恩人でもある
渡邊千種さん
館林のお母さんで、地域の幸せのため
マルシェを開き続けている方です。
昨年まで2小のPTA会長もしていました。
参加は無料です。

朝食会もあります(別途500円)
こちらは任意です。

ばなな夫婦もお出迎えします。
連絡はチラシの電話番号に。

では、素敵な年末を。

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