よかよか学院ばなな先生コラム【第34回】

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34回目の投稿です

館林の皆様、こんにちは。

「あなたのままでそれでいい」
「お母さん、やっているだけで素晴らしい」
「子どものころの感性があなたらしさ」
をあいことばに、

緑町で自他を大切にするがっこう(場)
『よかよか学院』を運営しています
『ばなな先生』こと
小塙 雅多加(こばなわ まさたか)ともうします。
どうぞよろしくお願いいたします。

この格好でのごみ拾いを再開しました。
見かけたら声をかけてください

子どもはお母さん、お父さんに
なんと言ってもらいたいのか?

子どもを自分好きにするのはじつは簡単です

子どものやっていることに
「アンタらしい」
「それでいい」
って言いまくればいいんです。

「そのアイデアすごいね」
「よく思いついたね」
「おもしろい」
「思いもよらなかった」
「他にないね」

こうやって言い続けるだけ

そのまなざしって
じつは『お母さん』的です。

そうすると
勝手に子どもは自己成長していきます

お母さんは
御自身が産み出したといこともあり、
子どもを「あなたでいい」と承認する役割です。

存在承認とは
「そのあり方」を「あなたでいい」と認め、受け入れることです。
子どものしていることって親のしていることでもあります。
けっきょく「あなたでいい」ということは
その家庭に産まれてきた自分や人生そのものを承認することにつながります。

お母さんは、長年かつ最高の教育者です。

一方お父さんは少し違います。
お父さんになんて言われたい、って子どもに尋ねると
「~ができてすごい」
「○○について一緒に頑張ろう」
などと出来高についてが圧倒的です。
「あなたらしい」
って父性に言われてもあしらわれているみたいで物足りないそうです。

お母さんに対しては
「あなたらしい」
「大好き」
「生まれてきてくれてありがとう」
と存在承認的なのに対象的です。

あるとき、
お父さんの観察日記をつけてもらったことがありました。
きっかけは「お父さんが何しているのか知らん」
ということからでした。

最初は
・寝てた
・ぼーっとしてた
・お酒飲んでた
といった静態的な見解が多い中、

徐々に
・料理を作っていた
・靴をそろえていた
と動的になり

・けんかの仲裁をした
・やり方を教えてくれた
と関わりが出てきます。

極めつけは
「お父さんが家族のお出かけ先を決めた」
「渋滞で引き返そうと決めた」
「ぼくが迷っていたことに明確に答えてくれた」
とその決断を称賛しはじめます。

お父さんからは「決断」を学ぶようです。

そしてその決断はその子の人生の決断の場面で
参考になっています。
ぼくの決断(教師を辞めてこの活動をする)も
父親の決断がベースになっていました。

ぼくらはあまりお父さんのことを見ていません。
あるいは「お母さんのフィルター」でお父さんを見ています。

観察日記をつけていると子どもが
お父さんのことを好きになったと言います。

それは
子どもたちにその「決断」がアイテムとして入り込んだ証です。

そういえば、ぼくも父さんを好きな自分に気づいてから
人生変わりました。

館林市倫理法人会、ならびに近隣5単会合同で
(太田市倫理法人会 太田かなやま倫理法人会
みどり市倫理法人会 桐生市倫理法人会)
胎内記憶の第一人者である池川明先生をお招きして講演会をします。

会場はアゼリアホール。
どなたでも参加でき、参加無料です。

8月29日(火) 16時から17時半
※チラシの時刻が間違っていました

「申し込みフォーム」
8/29池川明先生講演会「胎内記憶から見えてくる ぼくらが家族になった意味」お申込み

子ども達が親を選んで産まれてきたとすると
家族に関する出来事への見方が変わっていきます。
今まで以上に家族の大切さ、家族と生きることの意味を
多角的に見られるでしょう。

元学校の先生、ばなな夫婦が池川先生におたずねしながら
生きる事って何だろうって考えていきます。

自分のことを愛おしく感じ、
家族をますます仲良くなるでしょう。
夏休みの最後、ぜひご参加ください。

みなさま素敵な6月を!

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