21回目の投稿です
館林の皆様、こんにちは。
「あなたのままでそれでいい」
「お母さん、やっているだけで素晴らしい」
「子どものころの感性があなたらしさ」
をあいことばに、
緑町で自他を大切にするがっこう(場)
『よかよか学院』を運営しています
『ばなな先生』こと
小塙 雅多加(こばなわ まさたか)ともうします。
どうぞよろしくお願いいたします。
おかげさまでごみ拾いが
500回となりました。
みなさまのおかげです。
この1年半、この格好で歩いてて
一度も白い目で見られたことがなかったのは
館林の地だからこそ、と思っています。
しばらくたったら新シリーズを始める予定です。
※最後は城沼でした。最初にはじめた場所で、パチリ。
勉強って何?
いよいよ、夏休みですね。
場所によっては通知表や夏休みの宿題がなくなっていて
それはそれで困惑されている方もいるようです。
ですが、これからますます、
「勉強の意味」
「何を学ぶのか」
を各家庭で考える時代になってきました。
なぜなら世の中が多様化しすぎて
勉強が出来たら安泰っていう時代じゃなくなっちゃいました。
夏休みの入り、よかったら勉強について一緒に考えてみませんか。
今までの勉強は苦手な物をなくし
おしなべて出来るようにしてきました。
しつけと勉強とがごっちゃになっている感覚でした。
しつけは社会常識にたいする関わり方ですから
みんなができる、っていうことが目標です。
でも、勉強はちょっと違うような気がします。
ぼくは、自分の中にある凸凹を見るためにあると思っています。
ぼくらは、凹凸や陰影によって
物事を判断すると言われています。
顔は、鼻やあごのでっぱりや
鼻によって出来る影を見て
顔を判断しているそうです。
凹凸のない顔って
たしかに怖いですね。
「自分」というものを知るために
「自分の奥行き」を深めるために
何が得意で何が苦手なのか
凹凸をしることが必要になります。
今まで勉強は
誰かのためにするものでした。
もう、誰かのために勉強することが難しくなってきました。
「できない」
「やりたくない」
を上手に伝えるために国語を学び
「同じ分だけ仲間に分ける」
「搾取されている額を知る」
そんな世界の不均衡を感じるために算数を学び
「科学的という言葉に潜む作為」
「本当の自然の力のすばらしさ」
そんな世界の調和を知るために理科を学び
「日本のたどってきた本当の道」
「これからの日本のあるべき姿」
そんな世界を考えるために社会を学ぶ
自分の身体が喜ぶために楽器を奏で歌を歌い
自分の手が生み出す言葉や視界を喜ぶために絵を描く
そんな風になってきました。
どれも全部押しなべてやる必要はなく
そのときに欲したことをやるのがいいと思います。
そしてわからないときに
しかるべき誰かに聞いたらいいと思っています。
根源的な質問が出たら?
子どもたちから
「勉強は何のためにするの?」
「なんのために学校に行くの?」
って質問されてウザい
というお母さんがいました。
こういった質問を「根源的な質問」
って言ってます。
根源的な質問をしたとき
子どもは自立への一歩を歩み出しています。
なぜなら、自立って
無意識にこれから行きたい場所を見つけたときに始まるのです。
そのために
今の自分と目的地を探ろうと
「何のために」って言う質問をするのです。
そのお母さんも「何のために」
って言う言葉が口癖でした。
そして自分の親とけんかしながら
自立してきた人でした。
「あなたが子どもの時、何のために、ってきいたら
口答えするなって怒られたんですよね
それが悲しかったんですよね?」
ぼくが聞くとその方は泣いていました。
根源的な質問には答えがありません。
何を言っても正解なんです。
ですがだった一つだけ。
ごまかす、っていうのだけしてはいけないことになっています。
根源的な質問に
親がどれだけ真剣に応えるのかが大事なんです。
私も意味については考えてる最中だ、でもいいと思うんです。
大人でさえ、考え中なんだ
って正直に伝えられたら
子どもがこれからの人生を憂えないと思います。
この夏、お子さんが
「なんのために」って聞いてきたら
大チャンスです。
思いっきりぶつかってください。
インフォメーション
久々のお話会です
ばなな先生オンライン講演会
お母さんやってるだけで素晴らしい
〜親子の幸せな夏休みの過ごし方〜
明るい笑顔で、楽しいお話しているのに、
何故かじんわり涙が出てくる不思議なばなな先生のお話。
お母さんになって良かった、
と心から思える至福の時間を一緒に過ごしませんか?
夏休み。
熱心に一生懸命子育てしているお母さんであればある程、
子ども達のこの期間は負担を感じる事でしょう。
子ども達の予定を把握して
3食の食事のお世話から 宿題の面倒に 夏の思い出作りまで。
全部やらなきゃ。 ちゃんと やらなきゃ。
そんな風に頑張っているお母さんにこそ聞いて欲しい。
お母さん業 頑張らなくてもいいんですよ。
少しくらい手を抜いてもいいんです。
だって 子ども達は そのままの お母さんが 大好きだから。
ばなな先生のお話を聞くと 親子の関係が楽になります。
子どものそのままを承認できます。
お母さんご自身が 自分らしくなれます。
そんな魔法がかかったような60分を一緒に過ごしてみませんか?
画面を消しての耳だけ参加も大歓迎です。
日時
8月2日(火) 10:00~11:00
会場
オンライン(ZOOM) ※お申込み後、詳細をお伝えします。
定員
15組
参加費
1,000円
対象
- 子育てでお困りの方
- 夏休みをお子さんと過ごす方
- 夏休みの親子の時間をより楽しみたい方
お問い合わせ
下記フォームよりお問い合わせください。
どうぞ素敵な夏休みをお過ごしください。