新畑克也 写真展『ロヒンギャを知る旅 2025』
日本国内外でロヒンギャの人々を撮り続けてきた新畑克也さんの写真展が今年も開催です。
日時
2025年8月15日(金)~17日(日) 11:00-19:00
場所
日清製粉ウェルナ三の丸芸術ホール 1階展示室
内容
2025年8月15日から17日に群馬県館林市にて写真展『ロヒンギャを知る旅 2025』を開催します。
人への思いやりを失いがちだと感じるこの頃。あまりにも無慈悲な世界情勢に目を背けがちになり、己の無力さが虚しくもあり、それでも続けさせてもらっている「ロヒンギャを知る旅」は私の人生のテーマなのかもしれません。
ミャンマーラカイン州北部で2017年8月末から数ヵ月間で2万人以上の命が奪われたロヒンギャ大虐殺。隣国バングラデシュに100万人規模、世界最大の難民キャンプが形成され8年。
彼らの安全かつ尊厳のある帰還は叶う気配もなく、バングラでは学生運動による政権交代が起き混乱の中で国自体の在り方が見直されている状況、トランプ米政権が突然USAID(国際開発局)の対外援助活動を打ち切り、ラカイン州北部では少数民族の武装勢力(アラカン軍)の侵略行為で再び多くの市民が巻き添えになり、新たに20万人が隣国への避難を強いられています。
ミャンマーは2021年2月の軍事クーデター以降、全国的に混沌を極め、今年3月28日には中部を大地震が襲いました。
2025年2月に私は再びバングラデシュ南東部のロヒンギャ難民キャンプや集落を訪れました。閉塞感に満ちた空間で見えない明日、揺れるアイデンティティ、キャンプで行われるささやかな結婚式、新たに逃げてきた人々、館林市在住のロヒンギャや学生たちによる継続的な学校の支援、欧米から訪れていたロヒンギャ活動家らとの交流などを、過去の作品と併せて展示させていただきます。
そして今回も継続的にバングラデシュの難民キャンプの学校への支援を続け、2023年には一緒に現地を訪問した学生グループ「僕たち私たちにできること」の活動報告も展示していただきます。
最終日の8月17日(日)には豪華ゲストを招いた公開セミナー『ロヒンギャの未来のために 2025』をカルピスホール(館林市文化会館)で開催します。
お盆のお忙しい時期かと思いますが、会場にお越しくださる皆さまと「ロヒンギャを知る旅」を共有できれば幸いです。よろしくお願いいたします。
新畑克也 写真展『ロヒンギャを知る旅 2025』群馬県館林 より
リンク
ロヒンギャ 難民 館林 | 僕たち私たちにできること | 館林市
僕たち私たちにできること〜Beyond With Dignity 〜
地図
公開セミナー『ロヒンギャの未来のために 2025』
日時
2025年8月17日(日) 13:30-16:30
会場
館林市文化会館 小ホール
※写真展と場所が異なりますのでご注意ください(徒歩で数分の距離です)
内容
主な登壇者
- 根本敬 (上智大学名誉教授)
- 大橋正明 (元聖心女子大学教授、恵泉女学園大学名誉教授)
- 塩崎悠輝 (静岡県立大学准教授)
参加方法
予約不要
参加費無料
直接会場に来てください
地図
注意事項
上記内容は確認の上記載していますが、誤りなどある場合がございます。また、イベントは日時内容など変更になる場合があります。参加される際には必ず主催者からの情報を確認してください。