よかよか学院ばなな先生コラム【第4回】

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4回目の投稿です

親愛なる館林の皆様、こんにちは。

「あなたのままでそれでいい」
「お母さん、やっているだけで素晴らしい」
を合い言葉に、
緑町で親子、多世代ごちゃまぜのがっこう(場)
『よかよか学院』を運営しています
『ばなな先生』こと
小塙 雅多加(こばなわ まさたか)と申します。

どうぞよろしくお願いいたします。
4月になりましたね。
ご卒業、ご進級おめでとうございます。

※ジャンパーを春仕様にしました。
  ゴミ拾いを見かけたら声をかけてください

教育って何だろう

ぼくは今年51歳になります。

ずーっと
「きょういく」って何だろう
って考えてきました。

以前、公立小学校の先生だったときは
教育の目的は教育基本法の前文にある
「人格の完成」
だと思ってとり組んできました。

ところが
学校でやっていることを思い出してください
(皆さんも小学生だったのでご記憶だと思います)

本当に「人格の完成めざしてやっていることなのかなぁ」
って悩みました。

悩んだ末にこの格好

本当に人格の完成を目指しているのならば

真っ先に自分のルーツを認識する
性教育や歴史教育をするべきだと思うし

「なんでそれをするのか」
「自分はどうしたいのか」

っていう、
自分の信念というとおおげさだけど
軸のようなものを身につけさせたらいい
って思うんです。

やればやるほど
自分で考えない
やればやるほど
自分で決めないい

こんな子どもを量産している感覚になるんです。

だから二言目には子どもたちから
「お母さんが」
「先生が」

「じゃあ、~さんはどう思う?」
って聞くと
泣き出す子がいるくらい

教員になって数年たつと
「学校ってなんのためにやっているんだろう」
って思うようになりました。

なので子どもに聞いてみた

自分で考えてもらちが明かないので
子どもに聞いてみました。

教師になった当初は
「いい会社に入るため」
「お金持ちになるため」
「家族を幸せにするため」
って答えが返ってきました。

でもはたして
学校の勉強で
いい会社に入れるのか、お金持ちになれるのか
ましてや
本当に家族を幸せにできるのか
悩みました。

ところが最近は変わりました
「面白い体験がしたいから」
「楽しみたいから」
「自分のできることで人を幸せにしたいから」
「お母さんや家族といろんなことがしたいから」

妙に納得しました。

この考えでいくと

「ふとうこう」って何の問題もないんですね。

ふとうこうという、面白い体験

ふとうこうは家族や本人にとって必要な体験だからです。

がっこうでいたずらしてもいいわけです。

でも、とうぜん場違いなことだから、先生にしかられるわけです。

そのしかられる経験も

「やりたい豊かな経験」の一つなんですね。

そこで他人に迷惑をかけること

きちんと謝ること

それでも許してもらったこと。

そんなことを学んでいきたいんです。

きょういくってかわってきました。

出会った人との体験の場

そう考えたとき、先生が課題を押し付けるのも

それを拒否するのも

ホームエデュケーションみたいな新しい場を立ち上げるのも

引きこもるのも

すべて体験になります。

大切なのは

「今、決めること」

「自分で決めること」

「今、感じること」

そんな流れになってきたような気がします

だからお母さんとしていることは

「体験」

あまり深く悩みすぎないでください。

いつか必ず

「生んでくれてありがとう」

っていう時が来ると思います。

ちなみに子どもは「いま ここ 自分」
の生き物です

でも下手な大人よりも
よっぽど他者を思いやり
みんなを幸せにしています

新学期、皆さんのご家庭で
どんなことがおこっても
それは体験の1つかもしれません。

オンラインイベントをします

『みなさまの子育てまるっと肯定』
みなさまの子育てを全身全霊で肯定します

4月17日(土)10時から12時
前半お話会
後半は皆様の質問に答えていくという時間です。

詳しくはコチラに

ばななせんせいのオンラインお話会&座談会『皆様の子育てまるっと肯定』

よかったら遊びに来てください。
素敵な春の日をお過ごしください。

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