誰もが安心して、自分らしくいられる地域へ
館林市に冒険遊び場を創りたい
~活動を通して感じること 8~
みなさま、こんにちは。
プレーリーダー(PL)のまっきーです。
今月の写真はとある遊び場へ遊びに行った時に撮ったものです♪
その場所とは群馬県高崎市の観音山公園の中にある「ケルナー広場」
前橋に急用で行った際に、せっかくなので寄ってきましたー♪
観音山公園のケルナー広場
この広場はプレーパークの「自分の責任で自由に遊ぶ」概念も反映されてるので、ずーと前から行ってみたかったんだー!(*´▽`*)
遊具は基本的に未就園児向け。
幼児期の遊びがとっても大事という考えからでしょう。
ドイツの遊具デザイナー、ケルナーさんが手掛けたあそび場。
どことなく、色合いやデザインが海外っぽいなーという気がします♪
そして、園内にこんな看板もありました。
親愛なる子ども達 親愛なる保護者達へ
気持ちよく 自由に 心開いて
おもいっきり 自分を試して遊んでください。
保護者へのお願い 子どもが遊ぶときに
手助けしないでください。
看板に書いてあるメッセージです。
子ども達が遊んでいるとき、ついつい手を出したくなっちゃうときも多いですよね^^
そんな時は、いざの時のためにすぐに動ける準備をしつつ、子どもたちの力を信じて見守ることが大切なのかもしれません。
子ども達は大人が思っている以上にたくさん考え、思いつく発想にすごいなーと、素直に思います。
凝り固まった大人の頭では思いつかない発想と、どんなものにも興味を示す好奇心♬
子ども達と氣づきの時間を共有できた時はとっても嬉しいまっきーです(*^^*)
あいず活動再開!
そして!ついに!!
コロナ禍で自粛していたあいずの活動も、ついに7月からスタートする予定です!!
「あいずプレーパーク」と「にじいろひろば」のどちらも開催したい!
「あいずプレーパーク」は7月上旬、「にじいろひろば」は下旬に予定しています。
詳しい日程についてはまた後日お知らせしますね~!
お楽しみにー!!!(≧▽≦)
活動を通して感じること 8
さて、「現場で聞いた声」や「それを聞いて感じたこと」の8回目。
前回に引き続き、今回も日常から感じていることをお話いたします。
※第1回目から第7回目をお読みでない方は、併せてごらんいただければ嬉しいです^^
第1回目:「親になってわかった子育てのイレギュラー」
第2回目:「子どもの力を信じることの大切さ」
第3回目:「自由と自分勝手の違い」
第4回目:「相手の日常に寄り添うことからの共感」
第5回目:「外で遊ぶことの大切さ」
第6回目:「プラスの行動はプラスを呼ぶ」
第7回目:「学校再開後の子ども達への関わりについて」
第8回目は「義務教育について」※今回はいつも以上に長文です。よかったらご覧ください。
6月から、学校が始まりました。
楽しみにしていた子も多いことと思います。
そして、このコロナ禍でどのように再開したらいいか、いろんな方面から考え、苦慮された先生方、教育
委員会の皆様、本当にお疲れ様です。
ただ、学校に行ってみたものの、
「友達と会っても話せない」
「学校に行くのが怖い」
といった、長期休暇明けに見られる子どもたちの心情や、今までと違った学校の様子に、少なからずストレスを抱えてしまう子どもたちもいるのが現状のようです。
学習の遅れを取り戻すと意気込む国の気持ちもわかりますが、
「遅れた」と思っているのは大人都合で、
学習指導要領を「こなす」大人目線の授業だけはしてほしくないなーと感じています。
アクティブラーニングだったら、そもそも「遅れる」って概念自体がないかなと思うんですよね(個人的意見です)。
そして、登下校中は必ずマスク。
教室でもマスクをずっとしているのでしょうか。
給食もできるだけしゃべらないようにと子ども達には言うそうです。
もしそうだとすると、熱中症対策で適宜外していいという国の指針も出ていますが、その場に応じた自己判断が難しい子にとっては、不要な時もマスクを着け続けてしまうかもしれません。
例えば、こんな屋外で、密でなければ必要ないわけです。
そんな学校生活を送りながら、室内で大人たちがマスクを外して近距離で話している姿を目にしたり、ご飯を楽しそうに話しながら食べている様子を目にしたら子ども達はどのように感じるのか…。
個人的にはやるせない氣持ちになるんですよね…。
さて、表題の義務教育について。
今の学校の現状を聞いて、子ども達が「学校に行くことは義務ではない」ということを、この際なので子ども達に伝えるのもありかと思い、この場を借りてその想いを話させていただきます。
あまりに学校が辛くて、「学校に行きたくない!!」と勇気を出していった子ども達に「行かなくてもいいよ」と伝えられるかどうか…。
まず、自分が学校に持っている感覚として、
学校での勉強は、必要なもの(ここはとても思います)。
その経験があったからこそ、私も日常生活に支障がない程度には読み、書き、計算ができるし、そこでできたつながりもあり、楽しかった思い出もたくさんあります。
ただ、それも友達や先輩、後輩、先生との関わりがあって、楽しかったからこそ。
それがしづらい学校ってなんだかさみしいです…。
世間では「学校は勉強するところなんだから」と学業優先で余白はなくしてもしょうがないと割り切った意見も耳にしますが、勉強だけだったらオンライン学習で十分。自分のペース、難易度で学べるからと考える子ども達もいるのではないかとも思います。
大人のテレワークと同じ考え方ですね。
子ども達にあるのは学ぶ権利。
学校に行かなくちゃならなかったり、学ばなければならない義務はないんです。
義務教育の『義務』は『子どもに関わる大人』にかかります。
※参照HP
ここには、こうあります。
「すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする。」……憲法第26条第2項
「保護者は、子女を満6才から満12才まで小学校に、その修了後満15才まで中学校に就学させる義務を負う。」……学校教育法第22条、第39条
大人が「子どもたちに教育を受けさせる義務を負う」んですね。
それが義務教育という言葉に変わっている。
「行かない」という選択肢を選ぶと『不登校』というレッテルを貼られる子ども達。
なので、「義務教育なんだから学校には行くもの」と子ども達が感じてしまう今の社会。
(僕も何の考えなしに、そういうもんだと思って学校に行っていました)
それだけで子ども達を縛るのは、心の部分で、苦しめてしまうかもしれません。
学校で学ぶことはたくさんあります。
しかし、学校以外から学ぶこともたっっっくさんあります!
いろんな大人に出会い、たくさんのリアルに触れることで感じ、考えることが何よりの学びかなとも思うこの頃。
もし、「学校に行きたくない」と子どもがその日の過ごし方を選んだ時に、
「そっか。じゃあ、今日はどんなことして過ごそうか。」
そんな、「学校へ行くこと、行かないことも子ども達の選択である」ことを大人たちが理解して、寄り添える。どうしたら安心した場で子ども達が過ごすことができるのか。
それぞれの家庭の事情もあってのことなので、これはとっても難しい問題かもしれません…。
大人だって手探りの、初めての時代です。
だからこそ、子ども達と一緒に考えて、新しい形を創っていくことが大切なのではないかと思います。
地域に出たり、家で一緒に何かをしたり、学校の生活を子ども達と考える。
そんな何気ない日常に学びはたくさんあると思うのです。
学びの出発点は「ワクワク」や「楽しい」という心躍る感覚♬
そんなワクワクした子どもたちが毎日イキイキ過ごせる社会ってとてもステキだな♪
「子どもは社会のうつし鏡」
その感覚を私自身大切に、日々過ごしていこうと思っています。
ここまでお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました!
プレーパークの日程については改めてアップいたしますのでFacebookページなどをぜひご覧ください。
今月はこの辺で~(*´ω`*)
あいずからのお知らせ
今後の予定
今のところ未定です。
7月から徐々に活動を始めます!
進捗は、適宜更新しているFacebookページをご覧ください。
動画配信にもチャレンジしております!
今後ともよろしくお願いいたします。
あいずのミッションとビジョン
あいずのミッション(使命)
- 『誰もが安心して、自分らしくいられる社会の創生』
ビジョン(将来像)
- 『3つのあい(eye、I、愛)』
- Eye: 地域で地域の子ども達を見守る社会の実現
- I:誰もが持ってる「個性」が伸びる社会の実現
- 愛:自分を認め、相手を認め、誰もが互いを尊重しあえる「愛」あふれる社会の実現
会員募集中!
あいずでは、遊びを通した、誰もが自分らしくいられる社会をつくっていく仲間を募集しています。一緒に活動しませんか?
ご連絡をお待ちしております!
- 正会員(運営を担ったり、現場スタッフとして動く会員) 3,000円/年
- 賛助会員(資金面で活動を支える会員) 個人2,000円/年 法人3,000円/年(一口)
※2020年6月1日現在 正会員7名 賛助会員(個人)20名 賛助会員(法人)1社
お問合せは電話、メール、もしくはFacebookメッセンジャーにて受け付けます。
あ い ず
~遊びから社会を変える!つながりを創る!~
代表 牧田 康平
TEL:080-1139-4675(代表 牧田)
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