農家の方からお米をたくさんいただいたので、食べきれない分を館林市内のフードバンク北関東に届けてきました。
フードバンクとは
「フードバンク」とは、食品の寄付を呼びかけ、食品製造業者(食品メーカー)・食品店(スーパーマーケット・コンビニなど)・農家・個人から寄贈を受けた食品を適切に管理保管し(ここ大事)、食品を必要とする福祉施設や団体、または個人の方へ届ける活動です。NPOが行うことが多いですが、任意団体の場合もあります。
フードバンク北関東
では、フードバンクであるフードバンク北関東へお米を持っていきます。
このお米を持っていきます。会津産コシヒカリ。
フードバンク北関東はNPO法人三松会の一部門として活動しています。三松会の理事長塚田一晃さんは源清寺の住職でもあり、三松会は源清寺に隣接してあります。
三松会の事務所です。いつも職員の方はお忙しく仕事をされているか出払っています。この日もフードバンク担当の高橋さんはフードバンクまえばしの方に行かれてお留守でした。なので行かれるときは前もって電話連絡をしましょう。
フードバンク北関東の食料庫です。冷蔵庫もあります。右の黄色いパレットにぽつんと置かれているのが私が持参したお米です。今日は食料の在庫が少ないようです。いつもはこのパレットの上に食料が天井近くまで積まれているのですが、、、
やっぱり少ないですね。三松会の職員の方に理由をうかがいました。
なんでも、西日本豪雨などの大規模災害で被災者への支援のため食料が回されているそうで、今関東のほうに企業などから回ってくる食料が少なくなっているとのことです。
その影響が特に個人支援に出ているとのこと。フードバンクが食料提供をするのは基本的に福祉施設などの組織が対象ですが、フードバンク北関東の場合は個人への個別支援も直接行っています。その個人支援に必要な食料が十分集まらなくなっているということですね。
フードバンクが食料を集めるのは、大きく分けて2とおり。
ひとつは、食品メーカーや販売をしている企業から出る、賞味期限が間近だったり包装に問題があり販売できない食料など。
もうひとつは、主に農家や一般の方から提供を受ける食料です。一般の方が提供する機会を設けるために街頭やイベントなどでフードドライブを実施することもあります。
もちろん食料を直接フードバンクに持ち込んでもかまいません。私の場合は直接持ち込みです。
フードバンクが求めている食品
食べ物ならばなんでもいいわけではありません。フードバンク北関東では以下の食品の寄付を求めています。
- 穀類(お米・麺類・小麦)
- 保存食品(缶詰・瓶詰)
- インスタント食品(ラーメン)
- レトルト食品(カレー・スープ)
- 飲料(ジュース・コーヒー・お茶)
- ギフトパック(お歳暮・お中元)
- 乾物(のり・わかめ・きのこ)
- 調味料各種(醤油・砂糖・だし)
- 食用油(ゴマ油・オリーブ油)
基本的に、ある程度の保存ができるものです。
注意点としては
- 賞味期限記載の物
(1ヶ月以上ある物) - 常温保存可能な物
- 未開封な物
- 破損していない物
- お米は古過ぎない物
賞味期限が短いと配布しきれない場合が出てきます。そうなるとそれは廃棄するしかありません。
冷蔵や冷凍がが必要な食品は保管が難しいです。
開封済の食品はNGです。
判断が難しい食品は問合せてください。
個人の方や会社などで消費しきれない食品や備蓄品などがありましたら、ぜひフードバンク北関東へご連絡ください。いきなり持ち込んだりしないようお願いします。
- 住所
- 群馬県館林市高根町109
- 電話
- 0276-75-4732
- 定休日
- 土・日
- 関連サイト
- フードバンク活動|NPO法人 三松会 フードバンク北関東BLOG Facebook