個人的に自転車で散策したときのことを記録として残していこうと思います。タイトルの「四県境」は群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県の境界という意味ですが、それ以外の場所に行くこともあります。
2025年8月
お盆の時期になりました。この日は午後時間が空いたので、どこかに行こうかと。午後からだからあまり遠くには行けないなあということで、久しぶりにあそこに行こうかな。
埼玉へ向かいます。午前中はかなり涼しかったので走りやすいかなあと思ったら、出発した途端に強い日差し🔥
暑いやん💦
定点観測。建設中のツルヤ明和店。もう建物は出来上がってる?
羽生に入ったところ。進行方向右手に建設中の建物。これはなにかな?
京都の食品メーカー創味食品でした。調味料の会社ですね。
向かいにも丸和油脂が昨年できて、羽生には食品メーカーの進出が続いているようです。
走ります。
関東平野ですねえ。
国道17号。混んでますが、お盆というよりいつもこんなかんじです。
どんどん進み、荒川のほうまで来ました。道路に案内板が見えてきましたよ。
脇道を入ります。
「旧陸軍桶川飛行学校」の案内板があります。イラストは95式練習機通称赤とんぼ。子供の頃にプラモデルを作った記憶があります。
正面にあるのが「桶川飛行学校平和祈念館」です。
もともとは「熊谷陸軍飛行学校桶川分教場」がありました。終戦後、公営住宅として利用されていましたが、桶川市が「桶川飛行学校平和祈念館」として整備、2020年に開館しました。
私はここには整備前を含めて何度か来ています。
これは車庫棟
兵舎棟。展示物などはこの中にあります。
中はこんかんじです。当時の雰囲気をなるべく残しています。日本陸軍はフランスの影響を強く受けたので、寸法がメートル単位で、日本の一般的な建物よりも大柄です。
桶川飛行学校は熊谷陸軍飛行学校の分教所でした。その意味では館林飛行学校と同じ姉妹校と言えるかもしれません。最初は飛行隊員養成所でしたが、最後は特攻隊員の訓練場になってしまったところは共通しています。
当時のまま再現された寝室。
フランス流のメートル単位で広いと言いましたが、ベッドは狭いです。幅80センチほど、隙間なく並べられ、枕を上下反転させて寝ていたそうです。
桶川分教場は廃止された上、特攻隊の訓練場になったそうで、そのあたりの経緯は館林分教場とは異なるようです。また、館林飛行学校からは特攻隊は出撃することなく終戦を迎えました。そこも桶川とは異なる点です。
現在開催中の企画展「収集された桶川分教場の記録」
ここは撮影禁止なので写真ありません。ぜひ現地で見てください。8月は映像作品「最後の空襲 くまがや」も上映しています。
兵舎棟の裏に出ます。復元されたトイレがあります。
これもメートル単位と思われます。なんかでかいです。
セミの鳴き声は今も当時も変わらないのかもしれません。
ここを訪れて、館林にはもう残っていない飛行学校のこと、特攻隊員たちの日々を想像してみるのもいいんじゃないかと思います。
また来ます。
荒川沿いを南へ。次の場所に向かいます。
荒川の河川敷にあるホンダエアポート。ホンダの飛行場ですが、もともとは桶川飛行学校の滑走路がありました。
飛行機の姿が見えませんが、プロペラ機の音は聴こえます。
5キロほど移動して榎本牧場に到着。
牧場なので動物がいます🤗
鳥や豚もいますよー
榎本牧場の名物は新鮮な牛乳で作ったジェラート!!
これがうまいんだわ!
私はこういうものをほとんど食べないんですけど、ここのジェラートだけは別ですね。毎日でも食べたい!!😆
荒川サイクリングロード沿いにあるので、自転車で来る人も多いですね。
さて帰ります。ここは国道17号バイパスのバイパス?建設中の道路です。これも国道17号。
ナビも見ないでいいかげんに走って迷ってるところですw
東北新幹線の高架が目印になるので、だいたいどうにかなりますね。いい天気だなあ
路傍のお地蔵様と庚申塔。埼玉県の北の方(羽生・加須・鴻巣など)にはこうしたものが多く残っています。
田んぼ道を通って、加須駅西口に到着(写真なし)
今日はこのくらいで。
お盆中にもう一回くらい出かけられるかな