個人的に自転車で散策したときのことを記録として残していこうと思います。タイトルの「四県境」は群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県の境界という意味ですが、それ以外の場所に行くこともあります。
2025年8月
房総半島に行きたいなあ
と、思いついて行ってきました!
房総半島は館林からは遠いので、始発電車で行きます。館林駅を4時58分発ですが、けっこう乗ってる人がいますね。羽生駅でほぼ満席。
房総までどう行くか、ルート選択やフリーきっぷなど、いろいろ考えて、今回はJR東日本の「のんびりホリデーSuicaパス」を利用してみることにします。これは「休日おでかけパス」のSuica版となります。メリットは少し安いことと、きっぷをモバイルSuicaのアプリで買えることです。久喜駅での乗り継ぎ時間が短かったので、券売機で買う必要がないのはありがたいです。
⇒ のんびりホリデーSuicaパス おトクなきっぷ:JR東日本
JRのフリーパスを買ったので、JRでの移動が長くなります。この点がちょっと微妙だったかも。久喜駅から満員でずっと立ちっぱなし。東京駅で総武線快速に乗り換えというのもなかなかきついものがあります😅
東京駅からも座れず千葉駅まで移動。千葉駅から内房線で五井駅へ。
五井駅。今日はここから8時スタート。
で、山の方へ向かえばいいのですが、群馬県民の性なんでしょうか、海が見たくなって、「どうせなら外房・内房、ふたつの海を見たらいんじゃね」となったので、まずは外房の海を見に行きます。
コンビナート?っぽいところを通って海へ。
6キロほど走って海に到着。
これが外房の海。青い空に青い海!
釣りスポットなんですね。多くの人が釣りをしていました。うん、もう見たから移動しよう。(忙しない)
国道16号まで戻りました。市原市は美人の方が多いそうです。警察が言うのだから確かでしょう😆でも国道沿いを歩いている人なんてほとんどいませんがね😂
国道297号で南下します。天気はいいです。でも暑くない。風が涼しくて気持ちいいです。館林とはだいぶ違うなあ。
国道297号線から直進して県道と思われる道に入ってしばらく走っていると、小湊鉄道との並走区間になりました。線路をよく見ると、左側に線路、その右横に線路が横たわっているのが見えます。
奥が線路ですが、手前にある線路、これは敷いてあるのではなくて、置いてあると言ったほうがいいでしょうか。線路の上に枕木が置かれていて列車が走れる状態ではありません。これはなんだろう?複線を単線にしたとかそういうことなのか。鉄道の知識はあまりないのでわかりませんでした。
光風谷駅。小湊鉄道の駅です。小湊鉄道には7,8年前に一度乗った記憶があります。今回も乗りたい気もあったのですが、今いすみ鉄道のほうが運休しているということもあったので、いつかいすみ鉄道が復旧したら小湊鉄道といすみ鉄道を一気に全線乗り通したいなと思っています。ということで、今回は小湊鉄道には乗っていません。
田んぼ道みたいな道が続きますが、ところどころ、集落があります。こういうところを走るの大好きなんですよね。このあともそうですが、山を通る道ですが、人がいるかんじはずっとあります。人っ子一人いないみたいなところはほとんどなかったです。
この踏切、4号踏切と呼ばれるものです。遮断器も警報機もないタイプの踏切で、危険な踏切ということで全国で閉鎖が進んでいますが、東京都の隣千葉県にもまだ残っているんですね。
国道409号沿い、牛久の集落です。茨城の牛久と区別するため駅は上層牛久駅、お店などは市原牛久店などと名乗ってます。
シブい建物。時間があればゆっくり見て回りたいですが、今日は通過するだけ。
県道81号をひらすら進みます。
とつぜんチバニアン!
寄り道します。「松山逆磁極期の地層」
地層に行く前にチバニアンビジターセンターに来てねということなので、ビジターセンターに行ってみます。
チバニアンビジターセンター!!
残念ながら地層は来年6月末までは見学できないそうです。また来年来るか。
今日はチバニアンビジターセンターで。
ボランティアの方が詳しく説明してくださります。
チバニアンとはラテン語で「千葉時代」という意味です。
チバニアン地層の何がすごいのかって、かんたんな話ではないんですよね。地球の磁極反転とかを理解しないといけないし。そういうお話をわかりやすく説明してくださっています。すごいぞチバニアンボランティア!!
チバニアン地層の標本
チバニアンの解説冊子、小学生用と中学生用とそれぞれ置いてありました。難しい話になるので、そういうことが必要なんだなあ。
また、チバニアンがすごいというより、チバニアンの発見がすごいことなんですね。

市原市パンフレットより
チバニアンについては以下のリンクなどを見てください。一般向けです。
チバニアン・ガイド| 地磁気逆転地層へご案内します! | 千葉県市原市
チバニアンビジターセンターをあとにして、ふたたび移動。山の中ですが、そこそこ交通量があります。走りやすいですが。さびしい感じはありません。
千葉の山の何がいいかって、熊に遭遇するリスクがないってことです。これは自転車移動する上ではけっこう大きいことだなあと思います。不安がないのがいいです。引っ越すなら千葉がいいかもしれない。涼しいし。
小湊鉄道養老渓谷駅に到着。見にくいですけど、駅にトロッコ列車のような車両が停車しています。ちょうど出発のタイミングだったようで、写真はこれしかないですが。なお、今回の移動中に見かけて小湊鉄道の列車はこれだけです。
鮎は川魚。あるいは山魚?
涼しくていいなあ。駅前では観光客が宴会?をしてました。
養老渓谷の街並み。
たしか前回来たのは40年近く前かな。あまり変わっていないような気もしますが、気のせいかもしれません。
土木の教科書に載ってそうなきれいな切り通し。こういうところが千葉にはいっぱいありますね。道路好きにはたまらない!
道中、ずっとアップダウンの繰り返し、登るところは登りますがそんなに長くないのでBromptonでもなんとかなります。とはいえ、やっぱり重さを感じるかな。
連続トンネル。房総はトンネル天国でもあります。素掘りのトンネルなどもたくさんあるようなので、今後はそういう道も走りたいな。
今日は初めてなので、国道優先で走ってます。
ほどほどひとけがあるんですよね。でも交通量は多くないから、自転車で走るには向いていると思います。実際、ロードバイクは多数見かけました。集団走行しているグループも。
上総中野駅付近、大多喜の町に入るところ。
こういう道好きなんですよね。
いすみ鉄道総元駅。集会所と併設されている駅です。
いすみ鉄道は国吉駅~上総中川駅間の脱線事故の影響で運休が続いているので列車が来ることはありません。代行バスは国道沿いに乗り場を移しているので、この駅には来ません。
ホームに入ってみました。やーのどかだ。
線路はとてもきれいに整備されています。いつでも再開できるように。
再開したら乗りに来よう。
また外房に向かって走ります。これは振り返ったところ。いいところです。
いすみ鉄道の代行バスを発見。いすみ鉄道の代行バスは小湊鉄道なんですね。
まだ4号踏切を発見。いすみ鉄道にも4号踏切が残ってます。すごい簡素な踏切です。私が子供の頃は東武線にもありましたね。
そして外房へ
大原海水浴場!
海だー!外房の海!
どうにかブロンプトンで走りきれました。
帰りの大原駅前のコンビニ駐車場で先程のバスを発見!
ここが待機場になっているようです。
コンビニで買い物をしていたら、運転手の方が「代行バス出発します」と声をかけていました。なんて丁寧な!
15時すぎに大原駅到着。電車はちょっと行ったばかりorz次の列車まで1時間半待ち😂駅前のベンチでコンビニで買った食べ物をいただきます。
小湊鉄道のホームに列車が。運行再開まだここにいるのでしょうね。早く再開できるといいですね。また来ます。
大原駅は「のんびりホリデーSuicaパス」のエリア外なので、エリア内の茂原駅までの料金は別途かかります。Suicaなのでその分は自動で決済してくれるので楽でいいですね。
そして、帰りのルートですが、けっこう疲れたので東京駅乗り換えはしんどい、西船橋から武蔵野線に乗るのもずっと立ちっぱなしになるだろうからしんどそう、ということで船橋駅から東武アーバンパークライン(野田線)で帰ることにしました。
船橋駅始発なので、1本待てば必ず座れます。都内を通らないので混雑を避けられて、それでいて武蔵野線から東武への南越谷駅新越谷駅乗り継ぎのように歩く必要もない。そしてまあまあ安い運賃でこっちのほうがいいなあと思った次第。
今度房総に行くときは東武で行こう。
今日のライド。いつも基本的に朝から水分以外なにも食べずに走ってます。脂肪が燃えるだけなので問題ありません。血糖値の上げ下げが起こらないのでむしろ調子がいいです。
今回はブロンプトンで走りましたが、アップダウンの道を走るとやっぱり重さを感じましたね。PとかTが欲しくなるw
それと、下りが怖かったw小径車でスピードが40キロとか50キロ行くと吹っ飛びそうになってやっぱり怖いなあと。でも、混んでる列車での輪行はブロンプトンだからこそできたとも言えるので、うーんやっぱりブロンプトンはブロンプトンでしたね。