【第30回】館林市に冒険遊び場を創りたい ~遊び場を通して感じること 9~

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誰もが安心して、自分らしくいられる地域へ
館林市に冒険遊び場を創りたい

~活動を通して感じること 9

みなさま、こんにちは。
プレーリーダー(PL)のまっきーです。

さて、スーパーマンならぬスーパーマッキー♬
おお!どちらもイニシャルS・Mですね(笑)
マントを羽織り、おでこには急所となるポイを掲げた遊び場のヒーロー!!

…………。

さて!!
気を取り直して本題です!(大汗

「にじいろひろば」開催報告

7月12日(日)にあいずプレーパークに引き続き、21日(火)には「にじいろひろば」を開催しました♪(12日のあいずプレーパークについては前回の投稿をご覧ください。)

総来場者数は54名。
20組の親子が広い芝生広場でとっても楽しそうにしていましたよー♪

今回の遊びのメインは何といっても『水』でしたね^^
天候を見て、ミストなどは出しませんでしたが、今回は何といっても水鉄砲!

場にあった半紙にお絵かきし、それをつるしたらみんなで的あて―!!!
濡れるとどんどん小さくなっていくから、その様子も楽しかったみたい^^

そのうちポイの的もできて、エンドレスで楽しんでいましたー♪

子ども達は的で満足することもなく、標的はPLまっきーへ!!
逃げ回るまっきー!

そのうちお母さんも追われていました(笑

「やめてー!」と叫ぶお母さんをニコニコしながら追っかける子ども達(*´ω`*)

「私の着替えは持ってこなかったな。次からは気をつけよう(笑」
そんな声も聞こえた、ほほえましい光景でした♪

水鉄砲が盛り上がる脇では、絵の具遊びが激しかった!

色水を作る子もいれば、大きな角材とコンパネ(平板)にひたすら色を重ねる子ども達も。

「どんな色を塗るか」ではなく

「色を塗りたい!」
「どんどん色が変わっていく!おもしろい!!」

そんな声が聞こえてきそうなほど、もう夢中でした(*´ω`*)
周りが圧倒されるほどのパワーが子ども達からにじみ出ていましたね~(*^^*)

そんな来場者と一緒に生まれた遊び空間ですが、
来月は熱中症予防の観点から にじいろひろば はお休みします。
8月9日(日)にあいずプレーパークは開催予定なのでお楽しみに!

事情によりFacebookページの更新が遅くなっておりますが、準備が整いましたら詳しいことをお伝えしますね!

活動を通して感じること 9

さて、「現場で聞いた声」や「それを聞いて感じたこと」の9回目。
現場を通しての投稿は久しぶりです。お付き合いいただけたら幸いです(*´ω`)

※第1回目から第8回目をお読みでない方は、併せてごらんいただければ嬉しいです♪

第1回目:「親になってわかった子育てのイレギュラー
第2回目:「子どもの力を信じることの大切さ
第3回目:「自由と自分勝手の違い
第4回目:「相手の日常に寄り添うことからの共感
第5回目:「外で遊ぶことの大切さ
第6回目:「プラスの行動はプラスを呼ぶ
第7回目:「学校再開後の子ども達への関わりについて
第8回目:「義務教育について

第9回目は「コロナ禍におけるご家庭の現状について

「娘と散歩とか公園にいくのが正直苦痛で…。ただ一緒にいて、見てるだけなので…。」
「今は支援センターに行くくらいですね~。屋内の遊び場は遊具が使えないって聞いてるので。」
「自粛生活始まってからなかなか外に出ることがなくって…。きっかけをつくってくれてありがとう!」

自粛要請期間が終わった後の遊びに出かけるところについて、お母さんたちとの話ていた内容の一部です。

手探りの社会状況の中、子ども達だけでなく親御さんの氣持ちも日々の生活で疲れていた様子でした。

今までの寄稿文でもふれていますが、
新型コロナウイルスが広まったことで、それぞれの家庭の関係性は強くなったかと思う一方で、家庭間、友人間のリアルなつながりというのが薄れてしまわないかと心配もしています。

6月から学校も始まり、経済を止めずにどう生活していくか。
ウィズコロナの「新しい生活様式」が始まって早2か月。
経済もそうですが、「福祉」「子育ち」「遊び」の世界でもその考え方は同様だと思います。

「子育て相談」はリモートでできても「子育て」はリモートでできません。(持論

特に主婦(夫)の方や男女問わず単身で子育てしている方は毎日がもう必死のことと思います。

自分のペースにお構いなしに、自らの欲求を無邪気に突き付けてくる子ども達。
もちろん子ども達に悪気はないし、それが自然な事。

それをわかっているけれど、なかなか自分のペースで休めず、削られる睡眠時間。
常に子どもたちのペースに合わせる…。そして、わが子の命と家庭を守るために奮闘する日々。
子育ては本っ当に大変ですよね!

お母さんであれば、出産後はホルモンバランスも崩れがちで、どうしてもイライラしてしまうこともあることと思います。(←旦那さんもそこら辺のことを配慮してあげるといいかも)

実体験としては、以前、1歳半のお子さんのいる友人の夕食にお招きいただいたことがありました。
一緒に食事をしてみて、、、まぁ、大変!
手づかみ食べはいいにしても、そのご飯を投げる、床に散らかる、掃除してる間にコップはこぼれそうになる。飲み物がこぼれたらそれを拭いて、そのうち泣き始めてそれをあやして…。

とりあえず、その子と1対1では一緒にご飯を食べるというよりもご飯を食べさせることに神経が集中しちゃいますよね。

これが毎日3回。一年中続き、そして睡眠もどんなに長く取れても3時間かー…。

ストレスたまって当たり前!と思ってしまった(;^ω^)

でも、そんなわが子はかわいいし、成長していくのはうれしいもの。
それを常に身近に感じられるのも親だからこそですよね。

一方で、だからこそ子育ては「地域」でしていくものなんだなと強く思うのです。
子育ての先輩からお話を聞いたり、一緒に育ちを見守ったり、

行政の支援だけでなく、ちょっとお茶できるような関係。

昔のように3世代で暮らすことが少なくなった現代に必要な事かもしれません。

話が長くそれましたが、だからこそ今は大人が3密を避けた遊び環境を通して、家族間で交流できる区間は必要だと思っています。

新型コロナウイルスの小児感染について、「公益社団法人 日本小児科学会」より医学的知見も発表されており、子どもにとっての遊びの大切さも「公益社団法人こども環境学会」より提言されています。

●公益社団法人 日本小児科学会

※報告書の最後に記載されている文書と図も載せますので、よかったらご覧ください。

公益社団法人 こども環境学会

なかなか、コロナ禍において人を誘ってどこかへ行くというのは気がひける方もいらっしゃることと思います。

でも、ひとりで抱えるのが大変な時があったら、支援センターやプレーパークで子ども達がのびのび遊んで、一緒に遊んだり、見守ったりしながら保護者同士普段の様子をお互い話して、親も子もリフレッシュできる時間。

そんな「間」があってもいいな。

そう感じた7月の遊び場でした^^

ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。

手探りではありますが、親も子も安心できる空間づくりを「遊び」を軸に地域で創っていこうと思っておりますので、今後とも私たち あ い ず をよろしくお願いいたします。

あいずからのお知らせ

あいずのミッションとビジョン

あいずのミッション(使命)

  • 『誰もが安心して、自分らしくいられる社会の創生』

ビジョン(将来像)

  • 『3つのあい(eye、I、愛)』
  • Eye: 地域で地域の子ども達を見守る社会の実現
  • I:誰もが持ってる「個性」が伸びる社会の実現
  • 愛:自分を認め、相手を認め、誰もが互いを尊重しあえる「愛」あふれる社会の実現

会員募集中!

あいずでは、遊びを通した、誰もが自分らしくいられる社会をつくっていく仲間を募集しています。一緒に活動しませんか?
ご連絡をお待ちしております!

  • 正会員(運営を担ったり、現場スタッフとして動く会員) 3,000円/年
  • 賛助会員(資金面で活動を支える会員)   個人2,000円/年  法人3,000円/年(一口)

※2020年7月1日現在 正会員7名 賛助会員(個人)21名 賛助会員(法人)1社

お問合せは電話、メール、もしくはFacebookメッセンジャーにて受け付けます。

ボランティアスタッフも募集中ですので、関心のある方は一度ご連絡を(*´▽`*)

寄付のお願い

今年度から毎月の活動となり、消耗品の消費が激しくなります。
限られた予算の中、子ども達がのびのびと遊べる環境を創るべく、遊び道具を準備しておりますが、足らなくなることもあるかもしれません。

なので、もし家で眠っている以下の品物がございましたらご寄付いただけると大変助かります!
以下のメールアドレスかFacebookページにご連絡いただけるとありがたいです^^

よろしくお願いいたします。

☆消耗が激しい必要な遊び道具☆

  • 絵の具(一番助かる!)、クレヨン、うちわ、筆、刷毛、手指アルコール消毒液 など

あ い ず

~遊びから社会を変える!つながりを創る!~

代表 牧田 康平

TEL:080-1139-4675(代表 牧田)

Email:i.eye.lovers@gmail.com

HP:https://i-eye-lovers.blogspot.com/

Facebookページ:あいず

バックナンバーは以下のリンクからご覧ください。

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