今回の記事は館林くらし初のゲストさんによる投稿です。
投稿者は、マッキーさん。館林市出身で、2018年まで館林市職員でしたが、4月より草加市の冒険遊び場(プレイパーク)に勤めています。なぜ転職したのか、プレーパークとはなんなのか、これから館林で何をしたいのか、今後不定期にですが語っていただきます。
第1回 館林市に冒険遊び場を創りたい
はじめまして。
草加市の冒険松原あそび場でプレーリーダーをしている『まっきー』こと牧田康平です。
地元は群馬の館林市。とある夢をかなえるために、現在草加市で修業をしています。
その夢とは…。
「誰もが安心して、自分らしくいられる地域をつくること」
その地域を子どもの遊びを通して創っていきたい。その方法の一つが「冒険遊び場(プレーパーク)」と呼ばれる遊び場づくりです。現在そのノウハウを学ぶために草加市の冒険遊び場に勤めています。
なぜ、そのような地域を創りたいと思ったか。
それは今の社会環境がとても外で遊びづらい状況になっていると感じているためです。
みなさんは現代の社会環境をどのように感じますか?
IT化が進み、スマホ、携帯があればいつでもどこでも情報が手に入ります。
また、交通をはじめ、あらゆるもののスピードが速くなり、限られた時間の中でたくさんのことができるようになりました。以前を思えばとても便利になったと思います。
一方で、みなさん、気持ちの余裕はいかがでしょうか?気持ちは笑っていますか?
子ども達が遊んでいる様子はどうですか?外で遊んでいますか?
館林市に住んでいた時、まち中からはあまり子どもの声が聞こえなかったように思います。道遊びをしにくく、空き地も少なくなり、公園には禁止事項の看板が増え、不審者もいつ来るかわからない。外で遊びづらい環境になってはいないでしょうか。子どもを日常的に見守る「地域の目」も少なくなってきているのかもしれません。
家庭環境においては、毎日忙しく、子どもとの時間を取りたいけどなかなかとれない。出る言葉といえば自分の都合を優先した声かけ。もっとのびのびさせてあげたいのに…。もっと話したいのに…。親御さんもお子さんもどちらもつらい状況かもしれませんね。
そんな状況を解決する手段のひとつが「冒険遊び場づくり」です。
冒険遊び場は「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーに掲げた、禁止事項をほぼなくした遊び場のことで、「やりたい!」と思ったことになんでも挑戦できます。
ここは大人も子どもも誰もが自分らしくいられる「空間」があり、約束をしなくてもいつの間にか一緒に遊べる「仲間」がいて、自分のやりたいことに何も気にせずとことん挑戦できる「時間」があります。
そんな地域の居場所を地元にも創りたい。そのために現場を知るために奮闘中です。
今年度中にも館林市で少しずつ動いていくつもりです。
冒険遊び場について、現場の様子についてこれから随時話していきますので、よろしくお願いします。
プレーリーダー まっきー