群馬県知事今週2回目の臨時記者会見、8月8日からの『まん延防止等重点措置』要請内容等について

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8月5日、山本一太群馬県知事は、群馬県へのまん延防止等重点措置適用についての臨時記者会見を行いました。臨時記者会見は8月3日の警戒度「4」引き上げ以来です。

20210805山本一太群馬県知事臨時記者会見 – YouTube

その内容をまとめました。

※記事内画像はモニター資料からの引用です。

群馬県、まん延防止等重点措置適用へ

群馬県としては、2度目となるまん延防止等重点措置が適用となります。

1度目は2021年5月16日~6月13日でした。

群馬県にまん延防止等重点措置適用決定
5月14日20時30分より、山本一太群馬県知事は5月12日に政府に要請していたまん延防止等重点措置の適用が認められたことを受けて、臨時記者会...

期間

8月8日(日)~8月31日(火)

対象区域

全12市 + 榛東村、吉岡町、玉村町、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町

館林市は今回が初めての適用となります。

※前回は10市町(前橋市・高崎市・伊勢崎市・太田市・沼田市・渋川市・藤岡市・富岡市・安中市・玉村町)だったので、対象区域が広がっています。

県民への要請内容

  1. 日中を含めた
    不要不急の外出自粛
    (生活に必要な場合を除く)
  2. 県外との
    不要不急の往来自粛
  3. 営業時間の短縮を要請した時間以降の
    飲食店の利用自粛
  4. 路上や公園等における
    集団での飲酒自粛

イベント・県有施設の取り扱い

イベント

人数制限 最大でも5,000人まで

開催時間 21時まで

県有施設

原則 前回の重点措置と同じく閉館利用制限

変更点 子どもたちの学びの場である美術館・博物館は開館

営業時間短縮要請について

警戒度「4」に伴う時短要請が始まっていますが、8月7日まではその要請が続き、8月8日からは重点措置に基づく要請に切り替わります。

警戒度「4」に伴う時短要請についてはこちらの記事を御覧ください。

群馬県、8月4日より警戒度「4」に引き上げ 時短要請は8月7日より
8月3日、山本一太群馬県知事は警戒度の引き上げについての臨時記者会見を行いました。 20210803山本一太群馬県知事記者臨時...

協力金については、以下で説明しますが、仕入れや人の手配などを考慮して、11日(水)までに時短要請に応じれば、協力金を支給するとしています。

【全12市+8町村】重点措置区域内事業者への要請と協力金

要請内容

まん延防止等重点措置区域内20市町村の事業者への要請内容です。

営業時間20時までに変更はありませんが、8月8日からは、

  • 時短要請対象には、飲食店全般に大規模施設が追加されます。
  • 酒類の提供は一切できなくなります。
  • 要請に従わない場合、20万円以下の過料を課される場合があります(飲食店)。
  • 「ストップコロナ!対策認定店」の特例が無くなります。

協力金

協力金についても、8月8日以降変更があります。

8月8日からは、

飲食店 1日あたり3~10万円

大規模施設 対象面積1,000㎡ごとに1日あたり 20万円×(短縮時間/本来の営業時間)

テナント・出店者 対象面積100㎡ごとに1日あたり 2万円×(短縮時間/本来の営業時間)

【15町村】重点措置区域外事業者への要請と協力金

要請内容

まん延防止等重点措置区域内15町村の事業者への要請内容です。

8月7日までは県の警戒度「4」に基づく要請、8日からは重点措置に基づく要請ですが、要請内容は「ストップコロナ!対策認定店」特例が無くなる以外は変更点はありません。営業時間は20時まで。

協力金

協力金についても変更はありません。

協力金の早期支給を実施

まん延防止等重点措置に伴う時短要請への協力金については、要請期間の途中でも申請を受付け開始し、協力金の一部を早期に支給する方針が打ち出されました。

詳細については、後日発表があります。

感染症対策事業継続支援金

国の月次支援金制度の対象にならない事業者向けに感染症対策事業継続支援金が支給されます。

対象事業者

8月の売上が30~50%未満減少した中小事業者など

※時短要請協力金の対象となる飲食店等は対象外

支援金上限額

法人 20万円/月、個人事業者 10万円/月

9月中旬申請受付開始

前回のまん延防止等重点措置には無かったデルタ株という脅威

今回2度めのまん延防止等重点措置ということになりますが、前回の重点措置は非常に効果がありました。今回もそうあってほしいのですが、前回に無かった要素としてデルタ株の存在があります。

この変異株は今までの変異株と比較してもとびきり協力な感染力を持っています。デルタ株といかに対峙していくかが今回のテーマになるでしょう。

その一方で、前回にはなかったワクチン接種センターが今はあります。

特に若い方が早くワクチン接種を受けようとすると選択肢はワクチン接種センター限られてしまう市町村が多いと思います。ぜひワクチン接種センターを活用してください。

新型コロナウイルス感染症患者のための病床稼働率は50%を超えました。重症患者が少ないため、医療現場は楽ではないがなんとかまわっている状況だそうです。やはり一番怖いのは医療崩壊です。そうならないよう、注意して行動しましょう。

リンク

知事記者会見

新型コロナウイルスワクチン接種に関する情報(県民向け)

東毛ワクチン接種センター

県央ワクチン接種センター