群馬県にまん延防止等重点措置適用決定

シェアする

5月14日20時30分より、山本一太群馬県知事は5月12日に政府に要請していたまん延防止等重点措置の適用が認められたことを受けて、臨時記者会見を行いました。

20210514山本一太群馬県知事臨時記者会見 – YouTube

山本知事の記者会見は12日から3日連続です。

会見の内容をまとめました。

※記事内画像はモニター資料からの引用です。

まん延防止等重点措置

適用までの流れ

まず「まん延防止等重点措置」の適用までの流れについて、5月12日の記者会見モニター画像からおさらいします。

5月12日に、群馬県が日本政府にまん延防止等重点措置の要請をしました。

それを受けて、政府は対策本部会議で内容を議論し、適用を認める決定をしました。ここで適用の期間が決まりました。※期間は国が決定する。

その後、一度群馬県に戻されて、県で措置区域と措置内容を決定しました。※措置区域と内容は国と県が協議して決定する。

以上の手続きを経て、5月16日からのまん延防止等重点措置の適用が施行されます。

まん延防止等重点措置区域と期間

期間については、国の判断で要請内容から変更があります。

対象区域

前橋市・高崎市・伊勢崎市・太田市・沼田市・渋川市・藤岡市・富岡市・安中市・玉村町

以上の10市町

期間

2021年5月16日(日)~6月13日(日)の29日間

※要請では5月16日(日)~5月31日(月)の15日間でした。
(知事)今のところ、他の地域と合わせて(期間は5月)31日までということで、お願いすることになると思います。

群馬県 – まん延防止等重点措置の要請に係る臨時記者会見(5月12日)より

まん延防止等重点措置内容概略

詳細は、後述します。

県民への要請

自粛要請

全県対象です。

これまでの内容

不要不急の外出自粛・県外との不要不急の往来自粛

に加え、5月16日からは以下の要請が追加されます。

時短要請した20時以降の飲食店利用自粛・路上や公園等における集団での飲酒自粛

イベント

イベントについては、最大でも5,000人を上限とする人数制限
※ただし、大声や完成の有無によって上限は変わります。

開催時間は21時までとする

県立学校

通常登校を継続する。ただし、複数の学校でクラスターが発生した場合など、地域の状況に応じて分散登校とする。

部活動は、分散投稿の場合は、休止

私立学校においても、県立学校の措置を参考に協力を要請する。

※ということなので、県立以外の公立学校も同様の措置になる可能性が高いです。

学校の活動については、5月12日の臨時記者会見での平田教育長の質疑応答が詳しいので、そちらもどうぞ。

平田教育長の質疑応答(43:31~) ※頭出ししているので、すぐ見られます。

<10市町>重点措置区域内事業者への要請内容

対象事業者

飲食店全般
大規模施設(1,000㎡超)

注意:「ストップコロナ!対策認定店」も要請対象に含まれます。(特例は無し)

時短要請

5時から20時まで

酒類提供

不可

事業者への罰則

20万円以下の過料(飲食店を対象)

<10市町以外>措置区域外事業者への要請内容

対象事業者

接待を伴う飲食店
種類を提供する飲食店
カラオケ店

注意:「ストップコロナ!対策認定店」も要請対象に含まれます。(特例は無し)

時短要請

5時から20時まで

酒類提供

11時から19時まで

事業者への罰則

なし

<10市町>時短要請に係る協力金<重点措置区域内>

時短要請対象期間

5月16日から6月13日まで。ただし、5月18日までは準備期間とし、5月19日までに時短要請に応じれば協力金を受け取ることができる。(事業者の方は役所商工課などに詳細を確認してください)

なお、飲食店に関しては、5月15日までは警戒度4引き上げに伴う県からの時短要請に対する協力金が支払われます。対象記事 ⇒ 群馬県、5月4日より全県で警戒度「4」へ引き上げ

協力金

金額は国の規定による

協力金支給のための予算については、5月14日付で専決処分済。

飲食店関連

中小企業は1日あたり3~10万円(大企業は上限20万円)

大規模施設(1,000㎡超)

対象面積1,000㎡ごとに1日あたり

20万円x(短縮時間/本来の営業時間)

テナント・出店者

対象面積100㎡ごとに1日あたり

2万円x(短縮時間/本来の営業時間)

関連リンク

群馬県 – まん延防止等重点措置適用に伴う営業時間短縮の要請及び協力金について(令和3年5月16日~6月13日)

<10市町以外>時短要請に係る協力金<重点措置区域外>

時短要請対象期間

5月8日からの時短要請が継続されます。

ただし、現在時短を行っていない事業者の場合、5月18日までは準備期間とし、5月19日までに時短要請に応じれば協力金を受け取ることができる。(事業者の方は役所商工課などに詳細を確認してください)

協力金

飲食店関連

協力金は中小企業は1日あたり2.5~7.5万円。大企業は最大20万円。

関連リンク

群馬県 – まん延防止等重点措置適用に伴う営業時間短縮の要請及び協力金について(令和3年5月16日~6月13日)

山本知事から

新型コロナウイルスとの闘いは新たな段階に入った
変異株は見逃さない

会見の最後に山本知事から県民へのメッセージがあります。抜粋では正確に伝わらないと思いますので、ぜひ映像をみてください。以下のリンクから、すぐ見られます。

20210514山本一太群馬県知事臨時記者会見(21:33~)