【ワクチンパス】「最悪の状況は脱した」群馬県、新型コロナ対策ロードマップを発表【愛郷ぐんま】

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9月13日、山本一太群馬県知事は9月補正予算案に関する臨時記者会見を行いました。

20210913山本一太群馬県知事臨時記者会見 – YouTube

その中から、新型コロナウイルス関連の内容をまとめました。

新型コロナ対策ロードマップ 概要

新型コロナ対策ロードップが発表されました。今後のコロナ対策と経済振興についての政策発表ですね。この対策を実行するための補正予算になります。

ロードマップは3つの柱

新型コロナ対策ロードマップは大きく3つのテーマに別れています。

(1)医療提供体制

  • 病床・宿泊療養施設の更なる確保、新治療法の実施(9月~10月)

(2)ワクチン接種

  • 県営接種センターによる加速化(9月~11月)
  • ブースターショット(2022年1月~)
    時期は国の方針によります

(3)社会経済活動

  • 需要喚起策の実施(ワクチン接種によるインセンティブ)(10月上中旬~)
  • 群馬県版ワクチンパス(仮称)の活用(10月上中旬~)

(3)社会経済活動に関しては9月30日までで緊急事態宣言が解除されることが前提になります。その他感染状況により開始時期が遅れる可能性があります。

新型コロナ対策ロードマップ 施策について

今後の展望

今後の見込みを見ていきます。

県民のワクチン接種は10月上旬に8割達成される見込みです。これは全国最速となることが予想されています。そしてこれが達成されるところで、社会経済活動に向けた需要喚起策を採ります。

9月補正予算案 概要

「新型コロナ第5波危機突破予算」と名付けられています。

総額は490億8,654万円

うち、「第5波への対応と今後に向けた対策パッケージ」358億3,654万円です。

(3)社会経済活動再開に向けた需要喚起等

さきに「社会経済活動再開に向けた需要喚起等」から。

予算額 45億264万円

ワクチン接種が8割完了した10月上中旬以降から以下の施策を行います。ワクチン接種済者等が対象です。(未接種でも陰性証明等で利用可能になる見込み。国が検討中のPCRキットを活用する可能性も。詳細は検討中とのこと)

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群馬県版ワクチンパス(仮称)を活用

ワクチン接種済の確認には群馬版ワクチンパス(仮称)を活用。国が準備しているワクチンパスとの連携もしていく予定です。(国のワクチンパスは年末頃になるようです。未確定事項)

群馬県版ワクチンパスにはLINEの群馬県デジタル窓口を活用します。紙ベースの証明もできるようになるようです。

この群馬県版ワクチンパスを民間企業でも活用する動きが出てくるだろうと、県では期待しています。

ワクチン接種率

施策の前提となる接種率です。

群馬県の12-64歳の一回目のワクチン接種率は58.30%で全国1位です。8月末に山口県を抜いてトップになっていましたが、その山口県に3%近い差をつけています。

全人口で見ると、69.36%で2位につけています。

群馬県のワクチン接種目標

接種対象者への2回接種を「全国最速で8割」達成

これを目標にすると発表がありました。データから見て十分可能なことですね。

この目標を掲げる利用はいくつかあります。

早く進めば、それだけ早く経済活動を再開することができる。

ワクチン接種者が増えれば、感染者が減り、重症者が減る。

ワクチン接種者が増えることは、ワクチン未接種の人にとっても感染リスクが減るというメリットがある。

県民全体が幸福になる。

と、山本知事は目標を掲げる意義を説明しました。

また、ワクチンを打てない人への配慮として、

ワクチンを打つかは個人の判断になるが、打てない方への配慮、国が認証済みのPCR検査キットが入手しやすくなる見込みで、ワクチンを打たない人も陰性証明を受けやすくなる。

としました。

(1)医療提供体制の強化

つぎに1つ目の「医療提供体制の強化」について

予算額 310億6,350万円

新型コロナ患者専用病棟の更なる確保

1.更なる病床確保の推進

  • 確保病床数を増やす 472床 ⇒ 552
  • 早期症状軽快者、回復患者の退院促進

2.新治療法の実施等

  • ネーザルハイフロー療法実施 8施設 ⇒ 18施設
  • 抗体カクテル療法実施 18施設 ⇒ 26施設以上
  • 酸素ステーション設置

軽症者等療養場所の確保・機能強化

1.稼働施設数(宿泊療養施設)の更なる拡大、運営体制の拡充

3ホテル ⇒ 7ホテル 1,650室

2.医療機能の強化

  • 現状 医師・看護師による健康観察

これに加えて以下の内容を強化

  • かかりつけ医による遠隔診療
  • 入居者の外来受診体制の整備
  • 酸素投与ルームの整備
  • 点滴措置実施施設の拡大

など

自宅療養者・入居待機者・早期退院者等への支援の拡充

今後、第6波など急増したケースも含めての対応ということですね。

現在は、宿泊療養の受け入れ体制が確保できたので自宅療養者は宿泊療養への切り替えを行っています。

1.健康観察センターの拡充

  • 1,000人の自宅療養者の発生に対応
    看護師を最大60人まで速やかに増員できる体制

2.必要物品の提供体制の確保

  • 発生届受理日翌日発送の体制
    パルスオキシメーターや食料などを発生届を受理した翌日に届ける(アマゾン並み!)

3.受診協力病院の確保

  • 自宅療養者の外来診療体制

4.搬送体制の確保

  • 自宅療養者の搬送体制強化

これらの体制強化することで、自宅療養が発生した場合でも、必要な医療に速やかにつなげる体制が確保できるとしています。

(2)ワクチン接種の更なる加速化

そして「ワクチン接種の更なる加速化」について

予算額 2億7,040万円

県央ワクチン接種センターの接種期間の延長

約1ヶ月延長します。その期間の接種可能人数は1日最大1,000人。

なお、東毛ワクチン接種センターについては、接種の進捗状況を踏まえ、設置期間を検討するとしています。

その他新型コロナウイルス感染症対策 (一部抜粋)

1.貧困等を抱える女性及び女子生徒への支援

予算額 496万円

  • 県有施設への生理用品の配付機の導入
  • 私立学校への生理用品配置の支援

2.県立学校ICT教育加速

予算額 1億9,316万円

  • 貸出し用モバイルルータの整備
    家庭でのオンライン学習環境の整備のため
  • 特別支援学校における更なる端末整備

まとめ

補正予算の内容、また各施策は経済活動の促進と感染対策の両輪となっていますね。

「医療を守る」ことと「経済活動」を両立させることが群馬県の方針です。

なお、以上の補正予算案は、9月21日の県議会で審議されます。

山本知事からは「最悪の状況は脱した」との言葉もありました。とりあえず第5波を切り抜ける目処は立ちつつあるようです。これからは、コロナ対策(5波で終わりではありませんからね)と落ち込んだ群馬県の経済を立て直す努力をしていくことになります。

質疑応答など、さらにつっこんだ内容なので、ぜひ記者会見を見てください。

質疑応答(YouTube)

リンク

知事記者会見

新型コロナウイルスワクチン接種に関する情報(県民向け)

東毛ワクチン接種センター

県央ワクチン接種センター

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