館林市には工業団地がいくつかありますが、今回は北部工業団地について。アサヒ飲料やブルドックソース、ダノンなどの多数の食品工場がある工業団地の第四地区の造成工事について見ていきます。
館林北部第四地区工業団地
まずは参考記事。群馬建設新聞2023年1月27日の記事です。
当初計画では2028年度に造成工事へ着手し30年度からの分譲開始を目指していたが、地元の合意形成などが速やかに進んだため前倒しで造成工事を発注、24年度中の分譲開始を見込む。
対象場所は下早川田町地内にある館林北部第三工業団地の南側で、大新田町地内の同第二工業団地西側に位置する館林市大新田町地内となる。工業団地全体の面積は約19・3ha。面積に対する比率67・4%に当たる約13・0haが工業用地となる。
北部工業団地の第四地区の造成工事は2028年度に開始する予定だったのを、5年前倒しして今年2023年から開始し、2024年度には分譲を開始する計画です。そして、工事はすでに始まっています。現地で見たところ3月から始まっていたようです。
もうひとつ、群馬県の資料から
この資料には地図が付いているので、その地図を利用させてもらいます。
地図
赤線で囲まれた土地が北部第四地区です。アサヒ飲料の東南、ブルドックソースの南と東、内山製作所の東に北部第四地区が造成されます。
現地調査
スタートは広内町交差点。
5号道路と県道海老瀬館林線が交わる広内町交差点です。ここから、海老瀬館林線を東に進みます(写真前方)。
海老瀬館林線を少し走ると、工事中の看板が出てきます。今日は工事はお休みのようです。
道路から北側(北部工業団地側)を見たところ。上の地図の「1」を過ぎたあたりです。工事中は通行止めになっているようですが、今日は通れるようです。
早川産業の工事事務所があります。
さらに進むと、第四地区の土地に出ました。正面に見えるのはブルドックソースですね。
左手にはアサヒ飲料(カルピス)が見えます。
右手はこんなかんじ。
これらの土地が第四地区となります。
県道に戻ってさらに東に進みます。
なにか整地されていますね。
ここに道路ができるようです。工業団地の中の道路ですね。
大型車が通行するでしょうから、それなりの幅の道路になるのでしょう。
さらに進むと、道路沿いに工事事務所らしき建物が。
たしかここは、ラーメン店の「米屋」があった場所ですね。
ここにお店があって、その奥に駐車場というか空き地があったと思います。
工事看板があったので、撮影。河本工業の名前がありました。工事期間は令和6年(2024年)4月30日まで。
このへんで、工業団地が県道に面するようです。
さらに東に進んだところ。上の地図「4」のところです。ここまでが工業団地の敷地になるようです。この先は農地のままなのでわかりやすいです。
このとおり。ネットの右側は農地、左側が工業団地。
ぐるっと回り込みます。
地図の「5」の地点。第四地区の北東角になります。
通行止めから先の左側が第四地区で、奥に見えるのは内山製作所です。
また看板を見つけたので撮影。柳瀬建設の名前があります。工事期間は先程と同じ令和6年4月30日まで。
その先は通行止めなので、一度戻って、地図「7」に移動します。ブルドックソースの南東です。道路両側が第四地区です。まっすぐ進みます(西)。
ブルドックソースを背にして南側を見たところ。先ほど見た道路はここにつながるようです。
また看板を発見したので、撮影。大曽根建設の名前があります。
振り返ってブルドックソースの工場を見ると、「TATEBAYASHI クリエイションセンター」のあたりがすっかりきれいになっています。工事は完了したようですね。
さらに進むとまた看板発見。早川産業の名前がありました。
このように、地元の様々な建設業者が工事に参加しているんですね。なるほど。
アサヒ飲料の東側の道路まで来ました。左手の土地が第四地区になります。
さて、どんな工場ができるのでしょうか。やはり食品関係の工場が多いのかな?来年度2024年度には分譲開始されるそうなので、もうすぐですね。
リンク
県企業局団地課 館林北部第四地区を造成 近く一般競争公告 | 日本工業経済新聞社