JR東日本が2021年春のダイヤ改正で実施する終電繰り上げの概要を発表しました。
館林にはJRの鉄道は通っていませんが、都内へ出かける際などに東武線からJR線に乗り継ぐこともあるので、そうした場合に影響があるのか調べてみました。
まず、終電が繰り上げられる路線についてですが、
館林駅から東武線で移動したときに乗り継ぐJR線の終電について
- 両毛線 繰り上げ無し
- 宇都宮線・高崎線 繰り上げ有り
と発表がありました。なお、始発の繰り下がりはこの3線についてはありません。
他にも東武線からの接続のあるJR線はありますが、ここでは割愛します。
一番よくあるのは東京方面からの帰りに宇都宮線に乗って久喜駅で東武伊勢崎線に乗り継ぐケースでしょうか。
そうした場合に終電に影響があるか調べてみましょう。
宇都宮線については、現行の上野駅発の終電は23:38発宇都宮行ですが、これが小金井止まりに変更になるようです。つまり、久喜駅までは終電の時刻についてほぼ変更なしということですね。もっともこの終電だと東武線の接続列車が無いので、館林に行くにはいずれにしても影響はなさそうです。
高崎線についても、籠原駅まではほぼ現行通りなので、熊谷まで自動車で出るという場合でも影響はないでしょう。
東武線の終電繰り上げは?
JR線については影響がほとんど無いことがわかりました。
では、東武線はどうなのでしょう?
東武鉄道では10月の時点で終電繰り上げの検討をしていないそうです。
毎日新聞の取材に対し東武鉄道は以下のコメントを出しています。
「検討している状況にはない」
「働き方の変化を見極めたい」
JR東日本、終電繰り上げの概要発表 21年春のダイヤ改正で実施
5年先、10年先はわかりませんが、当面は終電繰り上げを実施することはなさそうですね。
※2020年12月2日追記
東武鉄道は2021年春のダイヤ改正に合わせて終電を繰り上げることを発表しました。