2023年の夏は館林が一番暑かったのか

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10月に入り、ようやく暑さが和らいできました。

1ヶ月前に、2023年7月と8月の館林の暑さについての考察記事を公開しました。

2023年館林の夏はどのくらい暑かったのか【7・8月版】
館林の夏シリーズ、2023年編です。 先月7月のデータをまとめた記事を書きましたが、もう少しわかりやすくならないかと、...

かなり反響をいただきましたが、今年は9月も暑かったので、さらに9月のデータを含めて検証しなおしました。

さらに、今年暑かった全国の町との比較をしてみました。

まずは、今年の館林の暑さのデータから。

2023年館林の真夏日・猛暑日・熱帯夜、歴代ランキング

館林の今年の暑さと、他の年の暑さとを数字で比較してみました。

集計データはアメダスの記録がある2008年から2023年のものです。それぞれ1月から12月までのデータを集計していますが、2023年のみ1月から9月のデータです。

真夏日ランキング

順位 日数
1 2023年 90日
2 2010年 88日
3 2018年 85日
4 2012年 82日
5 2011年 76日

2023年の真夏日(最高気温30℃以上)は90日ありました。これは歴代1位です。

まる3ヶ月真夏日だったということですね。なお、2023年のデータは9月までで、10月以降のデータは含みません。なので、日数は増える可能性があります。(以下のデータも同じ)

猛暑日ランキング

順位 日数
1 2023年 43日
2 2010年 41日
3 2018年 37日
4 2012年 32日
5 2011年 30日

2023年の猛暑日(最高気温35℃以上)は43日ありました。これは歴代1位です。

猛暑日は真夏日のうち35℃以上の日を指しますが、真夏日の半分近くが猛暑日になりました。

熱帯夜ランキング

順位 日数
1 2023年 46日
2 2010年 37日
3 2018年 33日
4 2022年 24日
5 2015年 24日

2023年の熱帯夜(最低気温25℃以上)の日は46日ありました。これは歴代1位です。

2位と9日も差をつける結果となりました。ぶっちぎりでしたね。

2023年館林の夏は暑かった

2023年館林の夏は、真夏日、猛暑日、熱帯夜、すべて歴代1位でした。

ぶっちぎりで暑い夏だったと言ってよいかと思います。特筆すべきは、熱帯夜の日数が多かったことですね。2位の2010年37日より9日も多い46日という、寝苦しい夜が多い今年の夏でした。

2023年館林の真夏日・猛暑日・熱帯夜・超猛暑日 月ごとのランキング

次は、月別のまとめです。こちらのデータには超猛暑日(最高気温37℃以上の日)も加えています。

6月はそこそこの暑さでしたが、

7月に入り、37℃を超える日が12日、月の4割を占めました。一気に暑くなったかんじですね。

8月は37℃を超える日は少なめでしたが、コンスタントに35℃を超え、夜はほぼ全日熱帯夜となりました。つまり、一日中ずっと暑い。身体には一番堪える暑さだったかもしれません。

9月に入っても、暑さは続き、熱帯夜は実に9日も!9月の熱帯夜はデータを取り始めた2008年以降16年間で21日しかありません。その半数近くが今年の9月にあったということです。

まとめると、6月はおとなしめでしたが、7月から9月までずっと暑い夏でした。

他の暑いまちとの比較をしてみる

今年の夏、暑さで話題になったまちと、真夏日・猛暑日・熱帯夜の日数で、館林の暑さを比較してみました。

数値は2023年1月~9月の気象データを集計したものです。

新潟県新潟市秋葉区(新津)

新潟市秋葉区にある新津アメダスは、2023年8月と9月の最高気温ランキング1位を最多の6回獲得しています。新津に限らず、今年の新潟県は最高気温祭りでした。

真夏日 70日

猛暑日 37日

熱帯夜 16日

群馬県桐生市(桐生)

今年、全国での猛暑日の年間最多記録を更新した桐生市のデータです。

真夏日 99日

猛暑日 46日

熱帯夜 19日

東京都千代田区(東京)

大都市のデータも見てみます。東京都千代田区のアメダスのデータです。

真夏日 90日

猛暑日 22日

熱帯夜 57日

館林との比較

館林のデータも加えてまとめてみます。

最高気温ランキング1位を最多記録した新津は、真夏日、猛暑日は最下位、熱帯夜は3位でした。フェーン現象ですごく暑くなる日はあるけれど、そうでもない日も多く、夜はわりと涼しいことがわかります。

猛暑日日数日本記録を更新した桐生は、真夏日、猛暑日は1位ですが、熱帯夜は3位。猛暑日が多ければ真夏日も多いのは当たり前と言えましょうか。熱帯夜は館林の半分以下。昼の番長は夜はお休みというかんじですね。

大都市東京は真夏日2位と多いですが、猛暑日は桐生の半分以下の4位、熱帯夜2ヶ月近い57日で1位。日中は暑くなるけど、ものすごく暑くはならない、でも夜はヒートアイランド現象で気温が下がらないことがわかります。

そして館林です。真夏日、猛暑日、熱帯夜すべて2位ですが、それぞれ、1位とそれほど離れいない数値です。これはどういうことかというと、朝も昼も夜も関係なくまんべんなくハイレベルで暑いということですね。特筆すべきは夜の暑さです。桐生とは同県の同じ東毛地区にありながら、夜の気温が下がらない。ヒートアイランド現象は大都市からその周辺に広がっていると言われていますが、館林もその範囲に入るのでしょうか。意外にも大都市型の暑さも兼ね備えた館林でした。

館林がいちばん暑いんじゃね

このように、朝起きたらすでに暑く、昼は猛烈に暑くなり、夜も涼を感じることができず、ある意味身体には一番堪える暑さなのではないかと思います。

つまり実質館林が一番暑いといってもいいんじゃないでしょうか。嬉しくないですけど😣

と、思いましたが、それは早計じゃね?ともうすこし調べてみました。館林の近隣のアメダスです。群馬県伊勢崎、栃木県佐野、埼玉県熊谷の各アメダスのデータを見てみます。

このようなデータが出ました。だいたい館林と似たような数値ですね。強いていうと、佐野の熱帯夜が少ないくらいです。

ということで、館林の周辺が一番暑かったのかもね~、という結論にしておきます。他の地域でも同じくらい暑いところはあるかもしれません。でも大きく上回るところはおそらくないんじゃないかと思います。

とはいえ、これはアメダスのデータだけでの検証です。暑さなんて多分に主観によるものですし、今年の暑さの特徴はどこでも暑い!東北でも北海道でも暑い!なので、どこが一番なんてあまり意味が無いとも思います。

来年以降どうなるのか、少しは涼しくなるのか、恐ろしいですがさらに暑くなるのか、また見ていきたいと思います。