館林市が群馬県内他市町村に先駆けて『市民・事業者と共に進める館林市強靱化計画』を策定!!

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館林市は『市民・事業者と共に進める館林市強靱化計画』を策定しました。

これは、国土強靱化基本法を踏まえた、大規模自然災害を想定し、事前の防災活動から復旧・復興までを見据えた計画です。

この計画内容の概要版が、4月1日付けの館林市広報と一緒に各家庭に頒布されています。

災害への備えは本当に大事です。昨年、台風19号は近隣の町に大きな被害をもたらしました。館林でも避難勧告が出され、多くの方が避難所に避難されたことは記憶に新しいです。

幸いにも館林は大きな被害を受けることはありませんでしたが、渡良瀬川の向こう側の佐野市は大きな被害を受けました。館林が被害が少なかったのはたまたま運がよかっただけかもしれません。いずれまた危機が訪れることが必ずあります。そのときのための備えは絶対に必要です。

ということで、まずはこの概要版を見ていきましょう。

市民・事業者と共に進める館林市強靱化計画


市内の各家庭に頒布されている概要版の表紙です。

みんな【市民】【事業者】【行政】でつくる強くしなやかな館林市

とありますね。災害時は全ての立場の人の協力が必要です。

もしも、首都直下地震が起こったら・・・どうなる?

「今後30年間に約70%の確率で発生するとされる、首都直下地震。もし発生すると、館林市にも大きな影響を及ぼします。』

とあります。

実際に首都直下地震が起きた時に、どんなことが起こるのかが描かれています。

  • 停電の長期化
  • 食料や物資の不足
  • 断水や下水道の停止
  • 衛生環境の悪化
  • 燃料の不足
  • 大規模な延焼火災
  • 家屋の倒壊

こうした災害に対して事前に備えるべき目標が8つ

  1. 直接死を最大限防ぐ
  2. 救助・救急、医療活動等が迅速に行われるとともに、被災者等の健康・避難生活環境を確実に確保する
  3. 必要不可欠な行政機能は確保する
  4. 必要不可欠な情報伝達機能は確保する
  5. 経済活動を機能不全に陥らせない
  6. 生活・経済活動に必要最低限の電気、ガス、上下水道、燃料、交通ネットワーク等を確保するとともに、これらの早期復旧を図る
  7. 制御不能な複合災害・二次災害を発生させない
  8. 地域社会・経済が迅速かつ従前より強靱な姿で再建・回復できる条件を整備する

大規模災害に立ち向かえる、強くしなやかなまちへ


次のページには、『大規模災害に立ち向かえる、強くしなやかなまちへ』と題して、災害へ備えるためにするべきことが【市民】【事業者】【行政】これら3つの立場ごとに示されています。

  • 再生可能エネルギーの活用【市民】【事業者】【行政】
  • 自宅や職場での備蓄 【市民】【事業者】
  • 防災倉庫の管理 【行政】
  • 業務継続体制の整備【市民】【事業者】【行政】
  • 事業継続計画(BCP)の整備 【行政】
  • 感電ブレーカーや火災警報器の設置 【市民】
  • 防災訓練への参加 【市民】【事業者】

さらに、『最悪の事態を防ぐための具体的取組(主な取組)』が項目別にまとめられています。

最悪の事態を防ぐための具体的取組(主な取組)

  1. 直接死を最大限防ぐ
    住宅の耐震化
    多数の者が利用する建築物の耐震化
    自主防災組織の活動支援
    土地区画整理の推進
    住宅用火災警報器の設置を推進
    河川整備計画に基づく河川整備
  2. 救助・救急、医療活動等が迅速に行われると
    ともに、被災者等の健康・避難生活環境を確
    実に確保する

    小中学校への防災倉庫の設置
    予防接種法に基づく予防接種の接種率の向上
    受援・応援計画の策定
  3. 必要不可欠な行政機能は確保する
    業務継続計画(BCP)の策定
    【再掲】受援・応援計画の策定
  4. 必要不可欠な情報伝達機能は確保する
    新たな情報伝達手段の導入
  5. 経済活動を機能不全に陥らせない
    再生可能エネルギーの普及
  6. 生活・経済活動に必要最低限の電気、ガス、上下水道、燃料、交通ネットワーク等を確保するとともに、これらの早期復旧を図る
    下水道水洗化
  7. 制御不能な複合災害・二次災害を発生させない
    【再掲】住宅用火災警報器の設置
    空間放射線量の測定
    基盤整備(水田・畑)
    農業集落における多面的機能の維持・発揮
  8. 地域社会・経済が迅速かつ従前より強靱な姿で再建・回復できる条件を整備する
    職員の被災宅地危険度判定士登録者数の増加
    職員の被災建築物応急危険度判定士登録者数の増加
    文化施設における年間利用者数の増加
    地籍調査の推進

わが家・わが社の強靱化度チェック

その次のページは、現状の災害への備えがどのくらいできているかのチェックシートになっています。市民版と事業者版それぞれあります。

このなかで、『たてばやし安全安心メールを使っているか』というチェック項目があります。これは、館林市がメールで防災や防犯にかかわる情報を配信しているサービスです。もちろん無料で利用できるので、登録しておくとよいでしょう。

登録方法はいたって簡単、以下のアドレスに空メールを送ると、確認メール(仮登録)が届くので、メール中に書かれたURLから本登録を行えばOKです。

empty@anzen.city.tatebayashi.gunma.jp

このアドレスに空メールを送りましょう。

以上、概要版をざっと見てきました。そして本編がありますが、こちらは館林市のホームページで公開されているので、ぜひ目を通されることをおすすめします。内容は役所の計画なので事務的で全部読むのは大変かもしれませんが、興味のある項目だけでも読まれることをおすすめします。

後ろの方に参考資料がついています。

活断層ごとに地震が起きた場合の揺れ具合について、市内のどこが大きく揺れるかわかります。

揺れやすさや液状化のリスクは市内だけで見ても一様では無いことがわかります。こういうことは地震が起きて何らかの判断が必要な時に役立つことがあるかもしれません。

なので、ぜひ読んでみてください。

関連リンク

『市民・事業者と共に進める館林市強靱化計画』の計画書は館林市のホームページで公開されています。

市民・事業者と共に進める館林市強靱化計画 | 館林市公式ホームページ

防災・減災等に資する国土強靱化基本法案 概要 – 内閣官房 (PDF)

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