茂林寺前駅の西口が完成 自由通路が便利!?

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2025年6月、東武伊勢崎線茂林寺前駅に西口が新設されることが発表され、工事が始まりました。

茂林寺前駅に西口ができるので見てきた

そして、12月21日、西口の供用が始まりました。

どんな形になったのか、見てきましたよ。

茂林寺前駅

茂林寺前駅です。こちらは従来からある駅舎です。

こちらが今後は東口ということになります。

リニューアルした茂林寺前駅の大きな特徴は、自由通路です。この自由通路は今までは、駅改札内のホーム間移動のための通路でした。つまり、切符を買わないとりようできませんでしたが、東武鉄道から館林市に譲渡され、切符を買わないでも利用できるようになりました。

自由通路の隣には公衆トイレが新設されました。

このトイレはもともと駅構内にあったトイレに変わって館林市が設置しました。こちらも切符を買わずに利用できます。

駅の階段が自由連絡通路となったため、改札が上りと下りで完全に分離されました。つまり、東口からは上り方面の電車にしか乗れません。同様に西口からは下り方面の電車にしか乗れません。

このような構造の駅は東京都内の地下鉄駅などでは見られますが、地上駅では聞いたことがないですね。非常に個性的な駅になりました。

連絡通路を使って西口に移動します。

連絡通路です。改札を通らずこの通路を通るのは不思議な感覚です。後ろを見ると、ホームが見えます。

こんな感じで封鎖されているので、ホームに行くことはできません。

連絡通路から見た西口前です。ロータリーなど、まだ完成はしていませんね。

茂林寺前駅西口です。

地面に「下り」「東口上り」の文字が書かれています。間違えないようにとのことでしょう。

西口を見てみましょう。下り方面専用です。

自動改札、券売機、インターホン、改札内にもインターホンがありますね。

西口には駅員さんがいませんが、インターホンで会話ができます。またカメラがついており、切符を見せたり、筆談もできます。

乗降車駅証明書が置いてありました。券売機があるので、これが必要になることはそんなに無いとは思います。

駅前のロータリーを見てみます。まだ工事中で、正面の住宅からは直接通行できません。

送迎用駐車場が確保されています。ただ、コインパーキングは周辺にはないので、駅まで自動車で移動する人は引き続き館林駅か川俣駅を利用するということになります。

線路沿いの自由通路、歩道ですね。こちらは2026年3月13日までに完成の予定です。

新しく供用された自由通路ですが、けっこう利用する方がいました。今までは踏切を渡るしか方法がなかったですが、自由通路ができたことで選択肢が増えたということですね。

この踏切は結構交通量もあり、徒歩で渡るのはちょっと怖くもあるので、安全に渡れる自由通路が開通したことは大きな変化なのかもしれません。自由通路なら電車の通過待ちもありませんしね。

これは大きな変化です。

この後、太田に移動する用があったので、西口を利用してみます。

自動改札は幅広タイプもあって、荷物が多い時でも通りやすくていいですね。

ホームまではスロープでつながっています。最近リニューアルした東武の駅はこういう構造が多いですね。

ホームに出れば、今までと変わりません。

電車がきました。

というわけで、西口が新設された茂林寺前駅です。

限られた予算で工夫した結果、このような特徴的な駅になりました。駅の階段が自由通路化したのは地味ですが、利便性向上に貢献しているのが印象に残りました。

リンク

茂林寺前駅|東武鉄道公式サイト

12月21日 東武伊勢崎線 茂林寺前駅西口を新設します!

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