【第17回】館林市に冒険遊び場を創りたい ~7月30日の報告&「安心」と子どもとのコミュニケーション①~

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こんにちは。
プレーリーダー(PL)のまっきーです。

今年もあつーーーい!!!
おかしいんじゃないかと思うくらい、暑い日が続いていますね(汗
みなさん体調はいかがでしょうか?
自分に合った「涼」のとり方で何とかこの夏を乗り切りましょう!

あいずプレーパーク活動報告

そんな気候の中、7月30日(火)にあいず主催のプレーパークを開催しました!
やはり当日も暑かった…。
となると、遊びはやっぱり水!!ですね^^

その他にも虫取りしたり、シャボン玉に木工作、ダンボール遊びも広がり、体調を崩すことなく9組29名の来場者で夏の遊びを楽しみました♪

近くにお住いのおじいちゃんもベーゴマを何気なく回して楽しんでいました♪

遊びの様子はFacebookHP(ブログ)でも挙げているので、よかったらご覧ください。

子どもとのコミュニケーション 〜「ほめる」について〜

さて、今回は、「安心」と子どもとのコミュニケーションと題して「ほめる」について皆さんと考えていきたいと思います。

お盆も過ぎ、夏休みも後半。

幼稚園生や小学生のいるご家庭は、楽しい毎日の一方で、毎日の食事や出かけるところに頭を悩ませたり、宿題の追い込みで親御さんの方がひやひやしてるなんて話もちょこちょこ聞いたりします。

正直、夏休みが保護者のみなさんにとってとっても大変な時期とは今年まで知りませんでした(スミマセン

そんな日常から、子どもたちのたくさんの「できた」「わからない」に出会うこともあることと思います。

そこで、そこでたくさんほめる場面もあったでしょう。

しかし、「よくできたね!」「すごいね!」と子どもに応えても、何となくそのあと気まずい雰囲気になることもありますよね

その声掛け一つ、どうすればいいのか…(;^ω^)(ムズカシイ

これから紹介する例にすべて収まるわけではありませんが、

自分が普段、職場や活動中子どもとの接し方で気をつけていることをお話しします。

意識していることとしてはこれです。

「その子の行動(行為)を具体的に認めて声掛けをする」

ほめ言葉の種類

その時のほめ言葉には大きく分けて2種類あるといわれていて、

共感的ほめ言葉

1つめは『共感的ほめ言葉』

「~ができてうれしかったね!」「~を頑張れたね!」

そんな本人の今の感情を代弁するかのような声掛けです。

ほめるという概念からいうと少し違和感があるかもしれませんね。

「泥んこ遊び楽しいね~!」「ブランコに乗ると気持ちいいよねー!」

そんな些細な声掛け。それが「自分の今の感情」に対して肯定的にとらえるきっかけになります。

特に3歳までのお子さんには「ぬるぬるするねー」「風が当たって気持ちいねー」などとその感触、感じてるものが何なのか、言葉にして伝えたりしています。

また、ほめ言葉とは少しずれますが、悲しい、悔しいという感情も一緒。

「負けて悔しかったね」「大切なものが壊れて悲しかったね」などなど

負の感情でも「今の自分の気持ちを感じていいんだ」と自分に対して肯定的になります。

目的達成型ほめ言葉

2つ目は『目的達成型ほめ言葉』

「ごめんねって言えたね」

「逆上がりができるまでよく頑張ったね」

そんな自分の「こうしたい!」という想いを形にできた時にかける言葉。

このような事実にそったほめ方は、子どもたち自身から自分をほめる言葉を引き出します。

「○○ちゃんにやさしくしてくれてありがとう」 → 「私はやさしいから」

「運動靴を真っ白になるまで洗えたねー!靴もきっと喜んでるよー!」 → 「僕、きれいに洗濯できるんだ」などです。

私の経験として、印象的なエピソードとしては、職場で2m50cmの高さから飛び降りようとする小学3年生の女の子がいました。(写真はその子が登っていた高台です。まるでウォールクライミングのよう)


ただ、怖くて怖くて、いざ飛び降りようとしても足がすくんでなかなか飛び降りられません。

自分の中でやろうか、あきらめようか。様々な葛藤が生まれていたことでしょう。

「そんな高いところから飛び降りるのは怖いよね」

「でも飛び降りてみたいんだよね。大丈夫。まっきーはそばにいるから。ただ、無理せず、自分が行けると思ったら飛び降りてみてな。」

そんなやり取りをしながら、待つこと20分。女の子は泣きじゃくりながらもついに飛び降りました!

飛び降りてすぐに駆け寄り、頭をなでながら

「怖かったけど、よくそこから飛び降りられたね!」「やったじゃん!」

そんな事実のみ伝えていたら「怖かった~!!」と言いながら泣いた顔をうずめてくる女の子。

その日はもう閉園時間ということもあり、帰りましたが、そのあとは遊び場に来るたび、

「ねえねえ、まっきー!私、ここからも飛び降りられるようになったんだよ!」

そんな「自分はこれができる」という言葉を自身の口から出るようになりました。

そして、この経験から、そんな自分を認めてくれる存在がそばにいることが重要になると思いました。

以上の2つに共通する子どもの感情としては「安心」がキーワードだと思っています。

自分の価値観で子どもの行動を見るのではなく、そこにある事実を、実際の子どもたちの行動をみて、

「認める」。

誰と比べてとかの「評価」ではなく、その子自身をまるっと「認めて」あげる。

そして、「見てるよ」ってことを伝えることでお互いに「安心」できる声掛けができればいいのではないかなと思っています。

大目的を立ててしまって、そこに到達できないような子にはスモールステップの考え方を持てるような声掛けも大切かもしれません。

「ここまではできたね!○○までもう少し!」というような、できているところに本人が気づくこと。

それを自分の想いをのせて伝えてあげる。

建前ではなく、自分の素直な気持ちを伝えることで、子どもにもすっと入っていくことがありますよ^^

ただ、子ども達は十人十色。「これ!」って答えがないのが実際のところですが、その子のすべてを丸っと受け入れられる気持ちの余裕を、これをご覧になっている皆さんと話しながらつくっていければなと思います。

今回は夏休みということもあって、ちょっとした声掛けを一緒に考える時間をつくってみました。

来月は「叱る」と「怒る」について、もしよろしければ一緒に考えていければと思います。

あいずからのお知らせなど

以下、これからのあいずの予定です。

夏休み最後のプレーパークも開催するので、よかったら遊びに来てくださーい(≧▽≦)

今後の予定

時系列でお伝えします

  1. 820日(火) 15002000
    あいずプレーパーク@長屋門
  2. 8月27日(火) 18:00~20:00
    夜カフェin館林

進捗は、適宜更新しているFacebookページをご覧ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

あいずプレーパーク@長屋門

あいずのミッションとビジョン

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  • 『誰もが安心して、自分らしくいられる社会の創生』

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あいず

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