群馬県内の高速道路が2日間乗り放題の『ググっとぐんまフリーパス』が発売中です!!
ググっとぐんまフリーパス
『ググっとぐんまフリーパス』はNEXCO東日本関東支社が発売する、2019年4月1日(月)〜9月30日(月)の間、群馬県内の高速道路が定額で乗り放題となるETC車限定のドラ割です。
どんな内容なのか、見ていきましょう。
目的
この商品は、群馬県内の観光と高速道路利用の促進を目的とし、NEXCO東日本関東支社が群馬県産業経済部観光局観光物産課及びググっとぐんま観光宣伝推進協議会と連携し、平成31年4~6月に開催される群馬プレデスティネーションキャンペーン(プレDC)に合わせて販売するものです。
群馬県の発表資料より
今年開催された群馬プレデスティネーションキャンペーン(プレDC)に向けた企画なのですね。ただし、プレDC期間が終了しても9月いっぱい販売されます。また、おそらく来年の群馬DC本番でも同様のプランが販売されると思われます。
「首都圏出発プラン」と「周遊プラン」の2つのプラン
このフリーパスには「首都圏出発プラン」と「周遊プラン」の2つのプランがあります。
「首都圏出発プラン」は首都圏出発エリアから群馬県内の周遊エリアまでの1往復に加えて周遊エリアが乗り放題になります。「周遊プラン」は周遊エリア内の高速道路が乗り放題です。だから、群馬県内の方でも利用するメリットがあります。
さらにどちらのプランにも群馬県内90ヶ所以上の観光施設などの入場料割引特典や、高速道路のSA・PAで利用できる優待特典が付いています。さらに、利用後アンケートに回答すると抽選で群馬県内で利用可能な「旅館宿泊券」などが当たります。
プラン詳細
このフリーパスの内容を細かく確認してみましょう。
利用期間
- 2019年4月1日(月)〜9月30日(月)までのうち、連続する最大2日間。
※ただし、4月26日(金)〜5月7日(火)及び8月9日(金)〜8月19日(月)は除きます。
対象車種
- ETCでご利用の普通車・軽自動車等(二輪車含む)。
販売プラン・販売価格
- 首都圏出発プラン(首都圏出発エリアから周遊エリアまでの1往復と周遊エリア内乗り放題)
普通車 6,000円/軽自動車等 4,800円 - 周遊プラン(周遊エリア内乗り放題)
普通車 3,000円/軽自動車等 2,400円
対象エリア
- 周遊エリア(乗り放題エリア)
- 首都圏出発エリア(緑の区間内のIC)
申込方法
NEXCO東日本ホームページドラぷら」または「ドラぷらモバイル」から申込み
申込受付期間
- 平成31年3月7日(木)(14時から受付開始)~9月30日(月)
- ※事前の申込みが必要
参照ページ
こんな内容です。ぱっと見ていい内容だなあと思いました。たとえば、水上に遊びに行こうと思ったら、「周遊プラン」を利用すれば、【太田桐生IC−水上IC】を平日なら往復4,940円、休日なら往復3,460円かかるところが、3,000円で済む上に途中で乗り降り自由です。
問題点
でもそこで、ある問題に気がついてしまいました。
それは、
館林ICが周遊エリア内に存在しない
ということです。
「群馬県内の高速道路が定額で乗り放題」と謳っているのになぜか館林ICでは乗り降りできません。その一方で埼玉県内の上里スマートと本庄児玉ICは周遊エリアに入ってるんですよね。館林は群馬じゃなかったのか、、、😢
この問題は「首都圏出発プラン」で、もっと顕著になります。
たとえば、都内から東北道を使って群馬に遊びに来るとしましょう。水上や草津の温泉に行ったとします。帰りに館林に寄ろうとしたときに、北関東道の太田桐生ICで降りて館林に向かわなければなりません。そして館林で観光を楽しんだ後はそのまま館林ICから高速に乗ることはできず、太田桐生ICまで戻らなければなりません。ここまでしてくれる観光客はいないと思います。つまり、このフリーパスで館林に遊びに来ようという人はいないかごく少数ではないかと思います。でもそれでは群馬DCの趣旨に反しますよね。
『ググっとぐんまフリーパス』はあと2ヶ月ほどしか販売されませんが、おそらくは来年DC本番の年にも同様の内容で販売されると思います。その時には館林ICも周遊エリアに入れてほしいと思います。そして群馬全体で盛り上げてほしい!!
『ググっとぐんまフリーパス』は群馬県及びググっとぐんま観光宣伝推進協議会がNEXCO東日本が連携し、企画され販売されているものです。当然群馬県の意向も反映されているはずです。
だとすれば、群馬県に来年は館林ICの周遊エリア入りをお願いしたいです。山本一太新群馬県知事に期待したいと思います。
参考
なお、群馬県内乗り放題という同様の趣旨の『ぐんまワンデー世界遺産パス』では館林駅も乗り放題エリアです。栃木県内の佐野線も佐野駅までは利用できますし、両毛線は全線利用できます。『ぐんまワンデー世界遺産パス』については以下の記事をご覧ください。一昨年の記事ですが内容は変わっていません。