館林市大手町にある「三角公園」。昔からある小さな公園で、昭和初期の頃にはこの名称で呼ばれていたようです。
その一角に池がありました。その池が埋め立てられたという情報を読者の方からいただきましたので、見てきました。
三角公園
大手町の「三角公園」です。3方を道路に囲まれた、文字通り三角形の公園です。
国土地理院の地図を見ると、公園の北側に池が描かれているのがわかります。
遊具はジャングルとぶらんこのみのシンプルな公園です。
公園の中に移動して、池がどうなっているか見てみましょう。
まず、ここにあった池の写真ですが、手持ちに無かったので、Googleストリートビューから
こんな池でした。
それがどうなったか。
池があった場所に来ました。もうありませんね。池があったところが白っぽくなっていました。
埋め立ての土砂を入れたのでしょう。
北の道路側から見てみます。なにか掲示物がありました。
「公園のカメはIZOOにお引越ししました。」池に住んでいたカメは静岡県河津町の爬虫類や両生類の動物園「iZOO」に引き取られたようですね。
館林市役所緑のまち推進課公園管理係に経緯について電話で聞いてみました。
池を埋め立てることになったのは、池の水質の問題だったそうです。この場所で水質を維持するのはかなり難しいということで、池を埋め立てることになったとのこと。
そこで問題になったのが、ここに住み着いているカメです。外来種のため、誰でもというわけにはいかず、「iZOO」に引き取りの依頼をし、承諾を得て、今年3月にはカメのお引越しが完了、5月に池の埋め立てを行ったということでした。
ということなので、iZOOに行けば、三角公園のカメさんに会えるかもしれません。きれいな水の中で暮らしていることでしょう。
小さな公園の小さな池でしたが、それをいじるのにもいろんなことをする必要があるんですね。
緑のまち推進課公園管理係の担当の方には詳しく丁寧に対応していただき、ありがとうございました。
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参考になるブログ「館林城の今/城跡を歩き回る日々」
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