館林市は関東平野に位置しており、非常に平らな地域です。坂らしい坂はなく、隣町に行くのもだいたい平らな道を行けば着いてしまいます。
では館林には本当に坂がないのか少し調べてみることにしました。といっても、何をもって坂とするのか決めなければなりません。ここでは坂の道路標識があるところを坂とすることにします。
こういう標識です。それぞれ「上り急勾配あり」「下り急勾配あり」と呼びます。
はたしてこの標識が館林にあるのでしょうか。
1.国道122号線と県道2号線を結ぶループ陸橋
国道122号線と県道2号線とを東武伊勢崎線をぐるっとまたぐ陸橋があります。かなり珍しい形の陸橋です。この橋を県道2号線側(線路北側)から登ってみます。
歩道を登って行くと車道と違って下がよく見えます。
こうして見るとけっこう高いです。土地が平らなのでどこまでも見えますね。
ほどなく標識が出現。
近づいてみます。たしかに「下り急勾配あり」の標識です。このループ陸橋の勾配は7%なんですね。ぶつけられたのか傷んだところが補修されています。
反対車線側にも同じ標識があります。やはり7%。
ぐるっと回って122号線側からの眺めです。確かに勾配はありますが、これは坂というよりやはり橋ですよね。
2.まちなか某所
橋ではなく、自然にできた坂は無いのか。探してみたところ、意外に身近なところにありました。
「上り急勾配あり」の標識が。しかも8%。さきほどの橋よりも急こう配です!!
ドアップです。
反対側から見てみると、、、
「下り急勾配あり」の標識が!!やはり8%。なぜか表示がひっくり返っています。
表示がおかしいけれども、標識管理番号らしき数字があるので本物のようです。
いやーまさかあるとは思っていなかった「急勾配あり標識」の付いた坂がまちなかにありました!
この坂の場所ですが、住宅地の中にあるので詳しい場所は書きません。ヒントは駅前通りです。
他にも坂はあるのか
他にも無いか探してみましたが、今日現在見つかっていません。果たして他にも坂はあるのでしょうか。ご存じの方はぜひコメントで教えてください。よろしくお願いします。
新たに坂が見つかり次第、このリストに追加していきます。