「らーめんのまち館林」シリーズ、今回は楠木町の「らーめん一心亭」です。前回の「舌笑家」から比較的近くの同じ通り沿いにあるお店です。この松原交差点からアゼリアモールまでの通りにはラーメン店が多数集まっているエリアです。ラーメン店以外の飲食店も多いですね。
「りょうもうグルメシールラリー2017」参加店
らーめん一心亭
ちょうどお昼時にうかがったので、ほぼ満席状態。なので店内写真は無しです。座敷席(4人×6)とテーブル席(4人×2、2人×2)です。
メニューです。おおまかに醤油、塩、味噌の三種類。セットメニューもあります。セットのラーメンは差額で自由に選べます。看板メニューの塩ラーメンに変更ももちろん可能ですね。
ご飯ものはチャーシュー丼にチャーハンとカレーがあります。アルコール類とつまみももちろんあります。このへんのラーメン屋さんは居酒屋の要素もあるのが特徴ですね。
5秒ほど迷って塩ラーメンと餃子にしました。
塩ラーメン。一心亭にきたらやっぱり塩ラーメンですね。このメニューは麺-1グランプリ第3回と第4回で2連覇しています。看板メニューと言ってよいでしょう!!
真上から。すこし白みがかったスープです。このスープは一口目は塩っけをはっきり感じますが、まろやかです。透明なのにクリーミーです。山頭火という北海道の有名店がありますが、そこの塩とんこつスープと少し似ているかんじがします。
スープに浮いている白ごまがいいアクセントになっています。
麺は伝統の平手打ち麺です。しっかりコシがあります。ぷるぷるでスープの絡みはいいです。
チャーシューはやわらか巻きタイプ。
餃子です。パリッと焼けています。
食べるとじゅっと肉汁が溢れてきます。冷めると肉汁は出てこなくなるので熱いうちに食べるのが吉ですね。この餃子は味がついているので、このまま何もつけなくておいしく食べられます。
これは特に繊細なスープのラーメンと食べるときにはいいですね。餃子に醤油をしっかり付けてしまうと口の中が醤油で麻痺してしまいスープの味がわからなくなってしまいますから。
この餃子には店主の細やかな気遣いを感じます。
ごちそうさまでした。
伝統の手打ち麺にモダンな塩スープの組み合わせ。昔ながらのスタイルを守りつつ創意工夫を加える。
「伝統」と「進化」の組み合わせに館林ラーメンの真髄を見た気がします。やはり館林のラーメンはおもしろいです!
- 住所
- 館林市楠町1960-3
- 営業時間
- 11:00〜15:00/17:00〜21:00(夏18:00〜21:00)
- 定休日
- 毎週水曜日、第1,3火曜日
- 関連サイト
- クーポンスタイル ラーメンデータベース