先日の麺-1グランプリでもお披露目のあった邑楽館林産小麦「百年小麦」で作った「百年饂飩」がお店でも食べられるようになったとのことで、提供5店舗(2017年10月現在)のうちの1つ、まるなかうどんに行ってきました。
まるなかうどん
お店は緑町の通りから入った住宅地の中にあります。駐車場は道路をはさんで斜め向かいにあります。表の建物は麺打ち場と麺の販売用に使われているようです。
奥の方にお店の入口があります。入口を入ったところで靴箱があるのでそこで靴を脱いで座敷席にあがります。
民家を改装したそうです。実際民家そのものです。お店はご家族でなさっているようで、建物の雰囲気と相まってとても家庭的です。
「当店は10月より商品化された(館林・邑楽産)プレミアム百年小麦を使用した百年饂飩です」
百年小麦を使ったうどんはオプション扱いなのかと思ってましたが、そうではなくすべて百年小麦使用の百年饂飩なんですね。迷う必要がなくてよかった。
メニューです。もり・かけ350円から。安い!天ぷらもりの中盛にしました。そばもありますね。うどんとそばの「あいもり」もできます。
天ぷらもり中盛です!
きれいな麺です。これが百年饂飩です。中盛ですが、量がけっこうありますね。
最初にうどんを何も付けずそのまま食べてみました。すると、麺の甘さが口いっぱいに広がります!これはびっくりしました。こんなに甘いんですね。もちろん砂糖が入っているわけではなく、麺そのもの、小麦そのものの甘味なのでしょう。
麺は表面は柔らかく、中はしっかりコシがあります。このバランス感は見事ですね。
つゆは黒いですが、しょっぱくないです。いわゆる関東風のそばつゆみたいなものとはちょっと違います。マイルドでうま味がよく出ています。麺と同じであたりが柔らかいけど存在感がしっかりあります。これもやはりバランスでしょうね。
天ぷらはエビ・イカ・ナスです。ちょうどいい量ですね。揚げたてサクサクです。軽くいただけます。
するするっと食べられるのであっという間に食べ終わりました。ごちそうさま。
百年小麦の百年饂飩、どんなものかと思ってましたが、とてもおいしくいただきました。館林名物になるポテンシャルはあるのではないかと思いました。
百年饂飩は現在市内5店舗で提供されていますが、今後提供先が増えることもあり得るそうです。
個人的には百年小麦で他の料理も作ってみたいので小麦そのものの小売もしてもらいたいですね。インド料理が好きなので百年小麦でチャパティ(素朴なパン)を作ってみたいです。そんなふうにいろんな使いみちを考えるのも楽しいですね。
- 住所
- 館林市緑町1-20-5
- 営業時間
- 平日10:00〜14:00 土日祝8:00〜14:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は火曜日)
- 関連サイト
- まるなかうどん(食べログ) 館林市「百年饂飩」ブランド化 地元小麦で特産品づくり(食品新聞社)
「百年饂飩」提供店舗(2017年10月現在)