東武伊勢崎線足利市駅前から渡良瀬川にかかる中橋。2025年現在、架替え工事中です。
工事の様子を追ってゆくシリーズ4回めです。
3回めはこちら
渡良瀬川中橋の架替え工事を見てきた その3 【2025.3.1】
今回は3連アーチ橋が歩行者・自転車専用橋として復活する『中橋3連アーチ橋開通記念イベント「おかえり中橋!~未来へつなぐ架け橋~」』の日に行ってきました。
中橋3連アーチ橋再開通
今回は北側から
河川敷にはイベントに訪れた車がたくさん
移設された中橋と手前の仮設橋。
仮設橋は今日のイベント終了後渡れなくなります。
ということなので、まずは今日までの仮設橋を渡ります。
仮設橋は明日から解体が始まるそうです。なので、この風景も今日が見納め。
仮設橋から見た中橋3連アーチ。もう渡れます。
仮設橋は今日までということもあってか、けっこうこちらの橋を渡っている方が多かったです。
このあたりでお絵描きイベントをやっていたようです。これももう見ることができなくなります。名残惜しい。
まもなく15時。仮設橋が渡れるのは15時まで。
今橋を渡っている人が渡り終えたら、仮設橋はお役御免となります。お世話に成りました仮設橋。
では再開通した中橋を渡ります。
もとの中橋と比べて、かなり高くなっています。そのための架替えですからね。
おー!
いきなり観光名所になっているような気さえしますね。これはいい。
向こうには渡良瀬橋
あちらは田中橋。足利は川の街ですね。
進んでいくと、
元の橋脚が残っていました。もしかしてこのまま保存するのかな?と思うくらいきれいな状態です。
長年3連アーチ橋を支えてきた橋脚です。
おつかれさまでした
橋を渡って、北側左岸に戻ってきました。緑の柵のかかっていないところは、今後できる車道橋との接続部分になるのでしょうね。
下を見下ろしてみます。けっこう高いな。
右側のもともと中橋がかかっていたところに車道橋が架けられます。
これは橋名板というのでしょうか、中橋の名前が刻まれた石版も移設されています。
見づらいですが、「中橋」と書かれています。
道路から見たところ。
かなり高くなっていることがわかります。中橋の嵩上げが長年の防災上の懸案でした。
車道橋の開通は令和10年春の予定です。
中橋北側を通るJR両毛線の踏切です。
この脇に謎の踏切があります。渡ろうとしても、渡った先が壁なので渡れません。映画の街足利なので、これも渋谷スクランブル交差点のセットみたいなものなのか?
そんなことはなくて、新しい中橋が開通する際に、ここに踏切が通されるんですね。なので、先程の壁となっている建物は取り壊されることになります。
足利の風景が変わっていきます。
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