東武伊勢崎線足利市駅前から渡良瀬川にかかる中橋。2025年現在、架替え工事中です。
工事の様子を追ってゆくシリーズ2回めです。
1回めはこちら
渡良瀬川中橋の架替え工事を見てきた その1 【2025.1】
今回は、3連アーチ橋移設工事1回目です。3連アーチなので、工事は3回あります。その1回目が2025年1月27日に実施されました。
3連アーチ橋移設 1回目
前回同様、東武足利市駅側(南側・渡良瀬川右岸)から見ていきます。
巨大クレーンが2つ見えます。前回見た時は1つでしたが、1台増えています。
でかい!
壮観ですねえ
橋が途切れているのが確認できます。そう、右側のアーチはすでに移設済みで、新しい橋桁の上に載っています。
このクレーンなんですが、日本国内に数台しかないそうです。おそらく、リープヘル社製LR1750 HS800と思われます。
参考 ⇒ 株式会社 大矢運送 | 750t吊りクローラクレーン LR1750 HS800 3台目を納車しました
アーチの高さが左右で違うのがわかりますね。左は古い橋桁に乗っているアーチ、右は新しい橋桁に乗っているアーチ。
大仕事を終えたクレーンたち。
すぐに新たなミッションが始まるのでしょうけどね。
渡良瀬川を渡り反対側から見ます。(JR足利駅側・左岸)
アーチが手前のだけずれているのがよくわかります。巨大なクレーン2基で釣り上げて移設し、新たな橋として今後も活躍することになります。すごいなあ。
アーチの更に手前の部分は、新たな橋をかけ始めていますね。こちらは歩道自転車道になり、もともと橋があった場所には、自動車道がかかります。
以下、写真集状態です。
アーチを移設して、残された橋桁の取り壊しがすでに始まっていました。
堤防側の橋脚は取り壊しが始まっているように見えます。
北側の橋脚です。アーチがなくなったので、むき出しになっています。ここに新しく自動車橋がかかるので、こちらも取り壊されるのでしょう。
3連アーチ移設工事の説明図。
こちらには工事のスケジュールなどが掲載されています。それによると、次回のアーチ移設工事は、東武足利市駅側(右岸)のアーチの移設で2月中旬の予定です。そして真ん中のアーチは3月初旬の予定。けっこうすぐですね。
今後も引き続き追っていきます。
おまけ
中橋と仮設橋の間でいのししを見かけました。渡良瀬川にはふつーに見かけるようにはなりましたけど、こんなまちなかでもいるんですね。中橋を渡るいのししもいるのでしょうね。
リンク
栃木県/足利佐野都市計画道路3・5・102号家富町堀込線 中橋架替事業について