須藤市長の公約を読む【館林市長選挙】

シェアする

須藤市長の選挙公約を読んだので、それを私なりにまとめてみました。公約には須藤市長の人となりがよく現れていると思います。私の意見も述べています。

当初の予定では、もう少し書きたいことがあったのですが、かなりの分量になり、あまりゆっくりもしていられないので、とりあえず、必要な内容に絞って公開します。

校正があまいかもしれませんが、ご容赦ください。

最後まで読むと、「ああそういうことなんだね」とわかることもあると思います。

ぜひお読みください。

須藤和臣市長の公約

以下の内容は、すとうかずおみオフィシャルサイトと

選挙公約|館林市長 すとうかずおみ公式サイト

すとうかずおみチャンネルのビデオで確認できます。

すとうかずおみチャンネル

青文字は、ナカヤマのコメントです。

“ひと”を守れ!支えあうまち実現

2021-2025 改革マニフェスト

今、自然の驚異と向き合う時代を迎えています。
新型コロナウイルスによって私たちの“日常”は様変わりし、弱い立場の人にしわ寄せがいく社会の構図が浮き彫りになってきました。
困難な時代を超えていくためには、利潤追求、競争市場が中心の現代社会へ一石を投じ、優しさを与え合いながら築いていく社会でなければなりません。
お金では買えない『信頼』や『共感』で強く繋がる未来のまちを目指し、真に豊かな社会を構築していこうではありませんか。
新しい仕組みづくりを目指して、これからも改革を進めてまいります。

ナカヤマから

公約に込めた想いを語っている

新型コロナウイルスが浮き彫りにした社会の構図に立ち向かう姿勢

弱者への目線

競争から支え合う社会へ

共助・公助を重視した改革

改革vol.1 加速する行財政・組織改革!

まだまだ道半ば!

【改革マニフェスト vol.1】加速する行財政・組織改革【館林】 – YouTube

「次世代へはばたく市民協働のまち」プロジェクト

市のビッグデータ(オープンデータ)を活用した地域活性化
  • 課題解決のために、市民と情報を共有してゆく
  • そのためには、今まで以上に市役所の情報を発信していく
  • さまざまな情報をビッグデータとしてまとめ、それをオープン化していくことで、地域活性化を市民・民間の皆さんと挑んでいく
市役所機構改革
選挙改革
行政のデジタル化を推進し、スマートシティへ
  • そして、情報のビッグデータ化のためには、例えば市役所の稟議書は紙媒体で決済がされていく。これは時間もかかるし、保管場所の確保もたいへん。探すのもたいへん。これをデジタル化することによってスムーズ・スピーディーになる。そして管理もシンプルに。
  • デジタル化によって、市民がこのデータを直接取ることも可能になる。
  • こうしたことを加速していく
  • また、市民とスマートシティを目指す。この技術に長けた業者とパートナーとなって公民連携で進めていく。
公立幼稚園・保育園の認定こども園化を推進
ジェンダーギャップ解消
  • ジェンダーギャップとは男性と女性との間にある差別。これはこれからの時代は解消していかなければならない。
  • 市の審議会などにおける女性の参画率を引き上げていく。
  • そして、男性と女性が力を合わせて住みよいまちづくりを目指す。
  • 支え合っていく社会を築いていく。
市長の「専用」公用車を廃止
  • 行財政改革の一環として、市長の「専用」公用車は廃止する。
  • 市長・副市長・教育長は一台の公用車を共有するしくみに改める。
  • その他の公用車(「館林市」の文字の入っている車両)も効率的に利用していく。
市長の給料30%カットを延長

ナカヤマから

まっさきに、「市のビッグデータ(オープンデータ)を活用した地域活性化」から「行政のデジタル化を推進し、スマートシティへ」まではひとまとめの流れでしょう。こういう票にならなそうなテーマを掲げるのが須藤さんらしいと思います。

個人的には非常に大事だと考えています。いつまでも紙にしがみついていたら、行政の競争力が落ちるのは確実です。事業をやっている方ならよくわかると思います。

「ジェンダーギャップの解消」このテーマを掲げる人が市長をやっているということは、今までの館林からは考えられないことです。口だけなら言えるでしょうが、実行をするのは、この館林という町では本当に大変なことです。

すでに、4年間の須藤市政で、女性の活動・活躍はかなり進みました。やりやすい環境ができつつあります。活動している女性に聞けばわかります。これをさらに推し進めてほしいですね。

市長専用公用車の廃止や給料30%カット継続は、須藤市長の税金に対する考え方がよく現れています。

改革vol.2 子育て世代に選択されるまちへ

教育はどこも同じではない!

【改革マニフェスト vol.2】子育て世代に選択されるまちへ【館林】 – YouTube

「英語が話せてプログラミングができる」プロジェクト

なぜ英語なのか。子育て世代に選ばれる、教育環境が良い、その中でもグローカルな人材を目指す英語教育が進んでいるところが選ばれる傾向にある。

館林も選ばれるまちになるために、英語教育に取り組んでいく。

  • 1校に1人「ALT」を配置
  • 英語教育に有効な授業アプリ「ロイロノート」の導入
  • 英語しか話せない「英語村」を全小中学校に設置
  • 英検検定料半額補助

教育の場にパソコンが導入される。全生徒に対してプログラミング教育が始まる。しかし、すべての先生がプログラミングが得意なわけではない。そこで館林は、専門のプログラミングの指導者を派遣する。

  • プログラミング専門指導者の派遣
  • 「土曜プログラミング教室」の開催

などの取り組みを行う。

こうした取り組みをもって、グローバルな視点を持って、ローカルで活躍してもらう。そうした“グローカル“な人材育成を行っていきたい。

「個性教育と個別最適化学習を提供する」プロジェクト

「集団教育」と「個性教育と個別最適化学習」をともに提供する。

  • ユニークな才能を持つ子どもに自由な学びを提供する「ROCKET」教育の普及
    東京大学と連携した「ROCKET」を学校教育に広げていく
  • オンライン学習「スタディサプリ」の普及を加速
  • 一人1台のPC・タブレットを活用したICT教育の推進
  • コミュニティ・スクール(地域の声を活かした学校運営)の全校化と「地域学校協働本部」を導入し、一体的推進

これらの取り組みで、魅力ある、個性ある、館林にしかない教育を目指し、子育て世代に選択されるまちを目指していく。

ナカヤマから

ケチを付けるところが無い(笑)

私が10年前から言っていることと重なる点がありますが、須藤さんのほうが先を行っています😅

昨今、人口減が話題になりますが、その対策として、子育て世代へのアピールは非常に重要です。よくありがちな、移住者へのお金の提供などは、携帯電話をタダで配るようなことで、過当競争にしかならず、最終的にはただ疲弊するだけです。

そうではなく、積極的に選んでもらえる長所を築いていくことがとても大事です。

そして、この取組は理解がある人でないとできません。須藤市長にはその力があるということです。

「集団教育」だけでなく「個性教育と個別最適化学習」に力を入れること、これは本当に大事です。集団教育に馴染めない子の中には豊かな才を持った子はたくさんいます。私も馴染めなかったな。私に才があるかは怪しいですけど(苦笑)。そういう子たちの個性を伸ばして才能を引き出すことは、大きな可能性に溢れています。

また、教育に力をいれるということは人材を大事にするということでもあります。それは、例えば、日本中で医師不足が言われていますが、その点でも力を発揮します。

医師を館林に縁もゆかりもない人を連れてくるよりは、館林で育った医師がまた館林に帰ってくる可能性のほうがずっと高いです。

人材は地域の宝です。須藤さんはそれがよくわかっていますね。

改革vol.3 コンパクト+ネットワークのまちへ

持続性のある都市へ!

【改革マニフェスト vol.3】コンパクト+ネットワークのまちへ【館林】 – YouTube

「ウォーカブルなまちなか」プロジェクト

まちなかに商、職、住を誘導・居心地の良い空間を創出
  • まちなかに、人が集まるように、職があるように、商いができるように、『ウォーカブルなまちなか』を目指す。
  • そのために、移住・定住促進の拠点をつくっていく。
  • まちなかにマンションや集合住宅など、PFIやPPPといった手法を使いながら誘致して、拠点を整備していく。
  • まちなかに「子育てスクエア」をつくる。
  • まちなかに新築をされる方に最大50万円の補助。
  • 空き家バンクへの登録に2万円補助。
  • 公共空間を利活用を図る。駅前通りなどでキッチンカーや小商いができるスペースをつくっていく。
  • 居心地がいいウォーカブルなまちなかを目指していく。

「公共交通ネットワーク」プロジェクト

市内循環路線バスを新設(赤羽線、茂林寺線、新多々良線、新渡瀬線)
  • 高齢者の病院や買い物、学生の通学支援に寄与する。

ナカヤマから

「コンパクトシティ」「まちなか活性化」といった言葉がありますが、館林において、具体的な案を示した政治家は須藤さんが初めてでしょう。

私は、かつて「まちなか市民会議」という市民の自主的な活動に関わっていましたが、その時にそういうテーマでの様々な実験や提言などをしましたが、もっとふわっとしたものでした。

これは想像力が必要なんです。想像できない絵を描くことは誰にもできないんです。教育にもつながることなんですが。

市内循環路線バスの新設はとてもいいですね。今、自動車での移動が困難になっている世代は、自動車の無い移動というイメージが持てないんですね。自ら進んで自動車以外の交通手段を放棄したわけですから。だから、その世代からは新しい公共交通像は描くことができません。

その下の世代がやるしか無いんです。私らから下の世代ですね。須藤さんは私のひとつ下です。同世代と言っていいでしょう。その世代が取り組むべきことだと思います。

改革vol.4 環境問題と自然災害に真剣に向き合うまちへ

日本遺産の里沼が今も息づく!

【改革マニフェスト vol.4】環境問題と自然災害に真剣に向き合うまちへ【館林】 – YouTube

「国連SDGs推進都市を目指す」プロジェクト

日本遺産「里沼」プロジェクトとコラボした環境保全
  • 日本遺産「里沼」プロジェクトと国連のSDGsとはとてもコラボしやすい。
  • つぎの4年で国連SDGs推進都市を目指していく。

「最後は公助で守る、自然災害による死者ゼロ」プロジェクト

 「要支援者避難個別計画」の策定
  • 災害で亡くなるのは、一人暮らしの高齢者、要支援者の方が大多数。そうした方々への「自助」そして「共助」、共助でもなかなか手が届かない方には「公助」で手を伸ばしていく。
  • 誰が公助が必要な対象者なのか把握し、一人も死なない、死なせない、一人の命をも守っていく館林の防災に取り組んでいく。
群馬県とともに「5つのゼロ宣言」を推進

2050年たてばやし5つのゼロ宣言

 「館林市強靭化計画」の推進
 大規模災害時協力員の組織化

ナカヤマから

「里沼」と環境問題は切っても切れない関係です。里沼とSDGsのコラボはなるほどと思います。

そして、「防災」

「防災」は須藤市長4年前の公約でも強く訴えていたことです。実際にこの4年間で館林の防災力は非常に高まったと思います。

須藤市政前のことを少しだけ。

私は、東日本大震災で被災者支援のボランティアなどをやっていたこともあって、市の安全安心課の方と何度か話をすることがありました。その際に、安全安心課の職員の方が、市職員も含めて館林の人は防災意識がとても低くて何をやるにも大変だといつもぼやいていました。

それが、最近の自然災害の凶暴化といえばいいでしょうか、館林だって災害に襲われるリスクが無いなんてことはないわけです。それがようやく市民にも浸透してきたのではないかと思います。つまり、時代と住民が須藤市長の取り組みの大切さにようやく気づいたというところだと思います。この取り組みは今後も続けてもらいたいと思います。

改革vol.5 働く場所が、持続するまちへ

次世代につなぐまちとは?

【改革マニフェスト vol.5】働く場所が持続するまちへ【館林】 – YouTube

次世代につなぐまちというのは、事業所が存続していく、働く場所が持続していることにほかならない。

「事業所と雇用を守るセーフティネット」プロジェクト

金融セーフティネットの再構築
  • 新型コロナで融資を受けている事業所はたくさんある
  • 信用保証料や金利など、館林のほうでできるかぎりカバー・補助していく
事業継続計画(BCP)策定支援
  • 事業所が感染症や大規模災害にあっても、軽微な被害で済むように、あるいは速やかに立ち直れるように事業継続計画(BCP)の策定支援をしていく
事業承継の積極支援
「地元企業就職ガイダンス」等による人材不足解消
  • 市内の学生さんが地元の事業所に就職できるように「地元企業就職ガイダンス」を更に進め、人材不足の解消を図っていく。

「農業と産業・フードバレー都市」プロジェクト

3つの産業団地等の開発(約100ha)と企業誘致
  • 過去20年間の産業団地開発面積は36ha。私達がすでに計画しているものは95ha。さらにプラスして100haを目指す。
3つの大規模な圃場整備(約190ha)
  • 合わせて農業に置いても、大規模な圃場整備をしていく。大島地区、木戸地区、野辺地区合わせて約190ha。
攻めと守りの農業政策(AI農業・農業収入保険・オーガニック農業振興)
  • 大区画にすることによって攻めの農業を展開していく。
  • 攻めの農業とは、例えばAI農業など、ドローンを使って薬剤散布を行ったり、無人トラクターを使い、大規模農地の開墾を行う。
  • 守りとしては、農業収入保険の補助をするなどして積極的にサポートしていく。
  • 今は健康志向でオーガニックな農業が求められている。オーガニックな野菜や果物を市民の皆様が購入できる「市」なども展開して参りたい。

ナカヤマから

今、日本全体でセーフティネットというものが弱まっていると感じます。

弱者はほったらかし。弱者といっても、いろいろです。つい先日まで好調だった企業が売上が落ち込むなんてことはコロナ禍ではいたるところで聞く話です。そうした事業者へのサポートに力を入れるのは、中長期的に見れば効果がすごく大きいことです。事業者が生き残れば、そこに雇用が継続して発生するわけです。事業者がなくなってしまったら、雇用もなくなります。

短絡的にみるのではなく、長い目で見ることが大事です。

だから、事業者は大事にしなければなりません。事業者の誘致も積極的に行う必要があります。そのためには用地が必要です。過去の館林は産業団地の面積が不足していたのだと思います。

農業もそうですね。これからはどうしても規模が必要になります。広大な農地が必要です。その一方で、オーガニック需要の高まりもあります。

これら、ある意味相反する農業の形ですが、どちらも重視する姿勢が伺えます。

改革vol.6 人に優しいまちへ

医師不足解消と安心の医療福祉!

「館林厚生病院の公営企業化」プロジェクト

  • 医師数60人体制へ
  • 最新ロボット手術の導入
  • 企業長・病院長による経営体制へ
    企業長(経営)と病院長(医療)のツートップ体制

「ライフステージに合わせた医療福祉サービス+α」

  • 高校生の入院医療費無料化
  • 買い物弱者のための「移動販売車」の支援
  • 訪問型の産後ケア
  • おたふくワクチン2回補助

ナカヤマから

ビデオが短めですが、関心が高い話題だと思います。須藤市政になって、厚生病院の医師数は大幅に増えています。

医師が増えることのメリットはいくつかあって、

まず、手厚い医療体制が構築できること。

それと、経営状態の改善化が図れる。

この2点が大きいです。前者はすぐ理解しやすいと思いますが、後者がすごく大事です。黒字化が達成できるんですよ。これはものすごく大きいことですよ。税金投入する必要がなくなる。あるいは、さらに手厚い医療体制を取ることができます。選択肢が増えるわけです。

話題が少し外れますが、厚生病院は、館林市と邑楽郡の町で共同で運営しており、それぞれの自治体が負担金を出し合っています。その負担金について、板倉町と明和町が、すでにある協定の枠以上の負担をかなり強引に館林市に要求してきていることは先日の朝日新聞でも報じられました。

これに対して、須藤市長はそのようなことを密室で勝手に決めることは許されないと突っぱねました。その後市議会で協議されたと思います。

まあ、こういう背景もあることは理解しておくと、対立候補者がなぜ「板倉町の要求を丸呑みする」と言ったのかわかると思います。

政治家は誰がやっても同じではありません。

参考資料として、朝日新聞の記事を貼っておきます。3月22日朝刊から

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で館林くらしをフォローしよう!

シェアする

ブログをメールで購読

メールアドレスを登録すると、新着記事が公開されたときにメールでお知らせします。