『人と犬が共生するまちづくりシンポジウム』基調講演・鋒山佐恵さんが所属する『ヒューマニン財団』について調べてみた

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12月16日に開催される『人と犬が共生するまちづくりシンポジウム』について、先日紹介記事を書きました。

12月16日は須藤市長プレゼンツ『人と犬が共生するまちづくりシンポジウム』開催!!
12月16日(土)に文化会館小ホールでシンポジウムが開かれます。それだけならよくあることなのですが、このシンポジウムは須藤市長が館林市長選挙...

このシンポジウムで基調講演をされるドッグトレーナーインストラクター鋒山佐恵さんが所属する公益財団法人ヒューマニン財団について、どんな活動をしているのか興味があったので調べてみました。

公益財団法人ヒューマニン財団

ヒューマニン財団とは

ヒューマニン財団のウェブサイトにどんな目的を持って設立された団体なのか、説明があります。

私たちのミッション | 公益財団法人ヒューマニン財団

ヒューマニン財団とは

ヒューマニン財団は、社会的殺処分の対象となる犬猫の保護を行い、新しい飼主(オーナー)に譲渡することにより「人とペットが幸福な共生社会」を推進するために設立されました。

一言でいうと、捨て犬や捨て猫などの動物を新たな飼い主につなげる活動ということになるでしょうか。ここだけ読むと、里親探しをする団体というかんじです。実際そのとおりではあるのでしょうが、財団の使命として掲げている内容を見ると、それだけにとどまらないようです。見てみましょう。

ヒューマニン財団の使命

私たちヒューマニン財団は、犬猫のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)を向上させるとともに、個人や社会に役立つペット(犬猫)を育成し、動物介在活動を推進することにより広く社会に貢献します。

● 保護した犬たちが新しい居場所で幸せに暮らせるよう、少年院などにおける動物介在活動などのプログラムを推進し、譲渡前の犬たちの性格判断、トレーニング、社会化に力を入れる

● 障がい者、高齢者、また家庭の事情によりペットを飼うことをためらっている人にも、ペットを飼うことのメリットを伝え、より良い生活のサポートを行う

● 医療や福祉、教育の現場などで活躍できるパートナーとしての働きができる、ペットの社会進出を目指す、また、パイオニア的育成団体になる

一つ一つのご家庭と、1匹ずつの犬猫と真剣に向き合い、ご家族の皆さまとペットの笑顔のために、そして、より良い人とペットが暮らせる社会づくりを目指します。

ペット(犬猫)を人のパートナーとしてとらえ、ペットと人の共生を目指していることがわかります。

次にヒューマニン財団の具体的な活動について見ていきましょう。

ヒューマニン財団の活動

ヒューマニン財団の活動についてはこちらのページに説明があります。

私たちの活動 | 公益財団法人ヒューマニン財団

ヒューマニンペット育成プログラム

ヒューマニンペット育成プログラム

人とのパートナーのような存在、それが「ヒューマニンペット」です。殺処分されてしまうかもしれなかった犬や猫にそうした使命を与えることで生きる道を与え、人間はかけがえのないパートナーを得る。こういうことですね。

具体的には

ヒューマニンペット一例

Wellness Pet

■飼い主の心身の健康の回復/維持促進を促す
(鬱、精神疾患、引きこもり、高齢者)

Support Pet

■飼い主が日常生活において不自由な作業をサポートする、例えば物を取る、伝えるなどの簡単な作業
(身体障害者、足腰が不自由な方、耳が遠くなった高齢者)

Joyful Pet

■家族の中に発達障害のある子どもや病児の成長をサポートする
(自閉症、ダウン症、障害のある子どもなどがいらっしゃる家庭)

Facility Pet

■老人ホームや病院などの施設内で、その施設を利用する不特定多数の人とふれあいを行ったり、動物愛護の教育を行ったりする
(高齢者施設、医療機関、教育機関、児童施設など)

ペットは人間のパートナーでありサポーターでもある。人とペットが支えあって生きていく、そういう活動であると理解します。

GMaC(ジーマック)プログラム

GMaC(ジーマック)プログラムについて

これはヒューマニン財団のかなり特徴的な活動だと思います。

動物を介在した矯正教育プログラム

日本で初めて実施している、少年院に入院している少年が、飼い主がいない保護された犬を訓練する、動物を介在した矯正教育プログラムです。

このプログラムは、千葉県の八街少年院にて2014年度(平成26年度)より始まりました。

このGMaC(ジーマック)プログラムという名前は、Give Me a Chanceの頭文字を取っており、私に(僕に)チャンスをという意味です。

少年院に入院している少年が、飼い主のいない犬を訓練すること、それが少年の矯正教育になるということです。

保護された犬は、適切な世話もしつけもされず、また愛情すら受けてこなかった上、必要とされず捨てられた犬たちです。中には簡単に人を信じることができなくなっている犬もいます。

非行をして少年院に入院している少年の中にも、適切な愛情や教育を受けてこなかったため、他人や社会を疑い、自分を見失っている少年が多くいます。

同じような境遇である少年が、犬と絆でつながり、再び犬を人と暮らせるまでに育てることにより、少年自身も犬と共に成長し、彼らの立ち直りにつながります。

ある意味似たもの同士の少年と犬が共にすごし、共に成長するということなんだと思います。

GMaCプログラムを卒業して家庭に引き取られていった犬たちです。

GMaC卒業生

こちらは現在、少年と共にトレーニングをしている犬たちです。

GMaC Dog プログラム参加中の仲間たち

セラピー活動

セラピー活動

セラピーとはアロマテラピーのテラピーと同じことです。

犬がいるだけで、人は笑顔になったり、会話が増えたり、そうした効果があるのは犬好きの方ならよくおわかりでしょう。

老人ホームへ犬と訪問する活動、これがセラピー活動です。

教育・普及啓発活動

教育・普及啓発活動

今回開催されるシンポジウムの基調講演はまさにこれですね。

まとめ

ヒューマニン財団の活動を早足で見てきましたが、動物が生きていくためにできることを突き詰めていると感じました。また、人にとってペットが果たす役割の大きさを再認識できました。

犬好き猫好きの方にとって、殺処分の問題は他人事ではないと思います。今回開催される動物との共生について改めて考えてみるよい機会になることでしょう。

人と犬が共生するまちづくりシンポジウム
場所
館林市文化会館小ホール
開催日
2017年12月16日(土)
開催時間
10:00-12:00 開場9:30
料金
入場無料(定員300名) 事前申し込み不要
問合せ・関連サイト
館林市地球環境課(TEL 0276-72-4111 内線453) 人と犬が共生するまちづくりシンポジウムを開催します(館林市公式サイト)

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