【重要】館林市の新型コロナウイルス感染症重点対策

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館林市から発表があった新型コロナウイルス感染症対策について、政策ごとにまとめました。

大きく分けて以下の5つです。

  1. 感染症対策
  2. 生活・家庭支援
  3. 経済・事業者支援
  4. 教育・保育支援
  5. 財源確保

5月15日付広報で配布された

館林市新型コロナウイルス感染症重点対策 ~共に創ろう。持続可能な強靭なまち~

と、YouTubeの館林市公式動画チャンネル

館林市 新型コロナウイルス感染症重点対策 5分野35の政策パッケージ(79億7,277万1千円)の主な事業を市長が動画解説

をもとにまとめてあります。

また、館林市公式動画チャンネルで公開されている動画へのリンクを付記しています。

記事中の「動画解説(○:○○〜)」のリンクは動画で須藤市長が解説している該当箇所へのリンクになっています。

この記事は随時更新します。

更新履歴

感染症対策

1,874万5千円

動画解説(0:00〜)

1.館林地域外来・検査センター(PCR検査センター)の設置支援

動画解説(0:55〜)

詳細解説動画 館林地域外来・検査センター(新型コロナウイルスPCR検査センター)設置について

新型コロナウイルスに感染しているかを調べるPCR検査の件数を増やす取り組み。5月11日群馬県内で初めて設置、13日より検査開始。月・水・木曜稼働。

検査は保健所ではなくかかりつけ医を通じてとなります。

今までは患者が保健所に設置された帰国者・接触者相談センターに電話し、帰国者・接触者外来を受診、採取された検体は保健所を通じて衛生環境研究所で検査していましたが、このやり方では保健所への業務が集中し、検査件数を増やすことができませんでした。

この対策で厚生労働省が、地域の医師会が運営する地域外来・検査センターの設置を認めるよう都道府県に通知、これによりPCR検査センターは保健所を介さず、かかりつけ医から連絡を受けて検体を採取し、医師の判断で検査を民間会社に委託できるようになり、検査件数を大幅に増やすことが可能になりました。結果的に早期の検査が可能になりました。

事業担当課 健康推進課

なお、PCR検査センター設置期間中は館林市夜間急病診療所が休診となります。休診期間は令和2年6月1日〜7月31日。休診期間は変更になる場合があります。

館林市夜間急病診療所の休診について | 大泉町

近隣の夜間急病診療所は太田市にあります。

太田市|平日夜間急病診療所

また、休日や夜間に子どもが急に具合が悪くなった時は群馬県の「子ども医療電話相談」があります。

子ども医療電話相談(#(シャープ)8000)

〔子ども医療電話相談〕Q&A

2.医療従事者の特殊勤務手当の増額

公立館林厚生病院感染症病棟に勤務する医療従事者に支給している特殊勤務手当を増額。

事業担当課 邑楽館林医療事務組合

3.チェックシート及び非接触型体温計配布

高齢者施設では、感染者が発生するとクラスター化する危険性が高いため、感染症対策のチェックシートと非接触型体温計を居住系施設に配布。

事業担当課 高齢者支援課、介護保険課

4.館林駅へサーモグラフィー設置協力及び新型コロナウイルス感染症対策·啓発用懸垂幕の設置

館林駅西口にサーモグラフィーを設置し、駅の利用者が検温を行うことができる設備を整える。

館林駅東口の駅前観光案内所に、毎朝の検温、マスクの着用、手指消毒を呼びかける懸垂幕を設置。

事業担当課 群馬県交通政策課、秘書課

5.サージカルマスク、防護服及び消毒液の配布事業

動画解説(2:46〜)

市で備蓄していたサージカルマスク5000枚を公立館林厚生病院に提供。

市の備蓄あるいは市に寄贈されたマスク、防護服、消毒液や友好としてである昆山市から購入したマスクについて、医療従事者に優先的に配布、また高齢者施設、学童などに配布。

学校再開の際には小中学校にも配布する予定。

事業担当課 健康推進課

6.幼稚園・小中学校の休業及び保育園・認定こども園の登園自粛

事業担当課 学校教育課、こども福祉課

7.市民、事業者の皆さんへ新たな生活習慣などの啓発

動画解説(4:39〜)

「①毎朝検温、②マスク着用(手で顔を触らない)、③手洗い手指消毒、④ソーシャルディスタンスの遵守、⑤三密防止、⑥緊急事態宣言の間の不要不急の外出自粛、⑦免疫力を高める生活習慣」について、広報館林やホームページ、YouTubeの館林市公式動画チャンネルを通じて周知を行う。

事業担当課 関連課

8.避難所の感染防止のための間仕切り段ボール、非接触型体温計などの備蓄

災害が発生した場合に、避難者の感染予防を行うため、段ボールにて間仕切りを行い、非接触型体温計を用いて体温を測定する環境などを整える。

間仕切り段ボールを各避難所に100枚配備予定。非接触型体温計・マスク・消毒液なども配置。

事業担当課 安全安心課

生活・家庭支援

77億2,486万8千円

動画解説(5:31〜)

9.特別定額給付金事業

動画解説(5:43〜)

市民対象に、国より一人あたり10万円を支給。申請はオンライン方式、または郵送方式で世帯主の口座に振り込む。郵送式は書類など申請しやすい形で発送予定。

オンライン方式 5月1日申請開始

郵送方式 5月26日申請書発送予定 6月1日郵送申請開始

総務省|特別定額給付金

事業担当課 社会福祉課

10.生活困窮者への資金貸与制度の活用

市では、応急生活資金として、生活に困っているかたに必要資金を貸与。

会福祉協議会では、新型コロナウイルス感染症の影響で収入が減少し、生計の維持が困難となった世帯を対象に、緊急小口融資資金の特例貸付として、20万円以内の貸与。

事業担当課 社会福祉課、社会福祉協議会

11.住居を必要とするかたへの市営住宅入居支援

動画解説(7:56〜)

新型コロナウイルス感染症の影響で、雇い止めなどにより社員寮を退去したなど、住まいに困っている方が市営住宅を一時的に使用できるよう、3か月間家賃を免除して提供。21戸確保。

対象は、市内在住・在勤の方、現在市外在住でも館林市に住民票を移した方。

事業担当課 建築課

12.子育て世帯への臨時特別給付金事業

動画解説(2:18〜)

子育て世帯を支援するため、児童手当(特例給付を除く)を受給する世帯に対し、国より臨時特別給付金(一時金)として1万円を支給します。申請不要(公務員の方を除く)。

令和2年度子育て世帯への臨時特別給付金について

事業担当課 こども福祉課

13.市税の徴収猶予及び個人市民税の減免

新型コロナウイルス感染症に関連して、条件により市税などが徴収猶予及び減免。

新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難なかたに対する猶予制度について

市税等の減免及び猶予について

事業担当課 税務課、納税課

14.保険料(税)の減免など

新型コロナウイルス感染症に関連して、条件により国民健康保険、国民年金、後期高齢者医療及び介護保険の保険料(税)が徴収猶予及び減免。

事業担当課 保険年金課、介護保険課

経済・事業者支援

1億4,319万円

動画解説(8:50〜)

15.新型コロナウイルス感染症対策向け経営安定資金の創設

小規模事業者、中小企業を支援するため、新型コロナウイルス感染症対策として、既存の経営安定資金とは別枠で制度を創設。2年間の利子補給、信用保証協会保証料の全額補助を行う。

事業担当課 商工課

16.経営安定資金返済猶予制度

経営安定資金を利用しているかたで、新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に返済困難になったかたに対し、返済猶予期間中(最大6か月)の利息を市が負担。

事業担当課 商工課

17.小規模事業者支援給付金

館林市独自事業

動画解説(9:07〜)

国の「持続化給付金」の対象にならない、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた市内商工業小規模事業者へ、10万円の支援金を給付。

館林市小規模事業者支援給付金

事業担当課 商工課

18.市内飲食店応援「まちメシ」プロジェクト

新型コロナウイルス感染症の影響を受ける飲食店を支援するため、「まちメシ TATEBAYASHI」プロジェクトを展開中。

今こそ、まちなかのお店で食べよう!「まちメシ TATEBAYASHI」プロジェクト

事業担当課 商工課

19.新型コロナウイルス感染症対策経済・雇用支援制度ワンストップサービス窓口設置

動画解説(10:47〜)

詳細解説動画 【群馬県内初!】館林市ワンストップサービス開設のお知らせ(中小・小規模事業者向け)

新型コロナウイルス感染症対策における国、県、市での各種支援制度の相談窓口を一カ所にまとめて集約し設置。県職員・市職員・社労士が共同で相談に応じる。

館林市ワンストップサービスを開設します

期間 5月20日(水)〜6月19日(金)(土日を除く) 10時〜16時

場所 つじが岡公園総合管理事務所南側通路

事業担当課 商工課

20.事業者間雇用マッチング相談事業

動画解説(11:39〜)

上記ワンストップサービス窓口にて実施。

新型コロナウイルス感染症の影響により、休業を余儀なくされている事業所や飲食店などと、人材が不足している食品や農業、福祉などの事業所の間で、労働力の融通が促進されるように事業者間の労働力マッチングを支援。

事業者間雇用マッチング事業

事業担当課 産業政策課

21.雇用調整助成金申請手続き相談会

新型コロナウイルス感染症により影響を受ける事業者を支援するために国が特例措置として実施する雇用調整助成金に関して、申請手続きの負担軽減を図るため、6月上旬から予約制の無料相談会を実施。

雇用調整助成金(新型コロナ特例) |厚生労働省

事業担当課 産業政策課

22.農業者収入保険への助成制度創設

農業者の新型コロナウイルス感染症による休業や、農産物価格の下落など、さまざまなリスクに対応し、農業経営の安定化を図るために有効な、収入保険の保険料の一部(上限5万円)を助成。

事業担当課 農業振興課

23.まちの元気な店舗PR事業

市内の商業者は、館林ケーブルテレビ「おまかせ1分PR」に無償で出演し、店舗や商品、サービスをお知らせできる。

事業担当課 商工課

24.館林市つつじが岡公園閉園協力金給付事業

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、本市が実施した「つつじが岡公園の閉園」に応じて、協力をいただいた公園周辺の土産物屋、及び園内事業者に対し、1店舗あたり5万円の協力金を給付。

事業担当課 つつじのまち観光課

教育・保育支援

8,596万8千円

動画解説(12:20〜)

25.オンライン学習「スタディサプリ」導入

動画解説(12:39〜)

学校臨時休業の長期化に伴い、家庭学習の支援を目的に、「スタディサプリ」を用いたオンライン学習を5月1日から導入。オンライン学習の導入は県内の小中学校で最も早い初めての試み。令和3年3月31日まで同サービスを利用できる。

詳細解説動画 館林市内小・中学校でオンライン学習(スタディサプリ)がスタート

スタディサプリ小学講座

スタディサプリ中学講座

事業担当課 学校教育課

26.学力向上対策事業(タブレット購入補助)

動画解説(13:00〜)

児童生徒が、オンライン学習の導入に伴いタブレットなどの通信機器を購入する費用を、一人あたり1万円を上限として補助する。

「スタディサプリ」を利用するためのタブレット等購入費を補助します

事業担当課 学校教育課

27.給食休止に伴う家庭への食費支援・食育応援事業

動画解説(13:36〜)

幼稚園・小中学校の休業及び保育園・認定こども園の登園自粛による、家庭における負担を食事の面から支援するため、児童生徒及び園児一人につきお米を購入することができる「お米券」10枚(4,400円分・お米10㎏以上)を配付。市内米穀店・スーパー・JAなどで利用可能。

事業担当課 こども福祉課、学校教育課、学校給食センター

28.給食休止に伴う準要保護世帯への支援

準要保護世帯については、児童生徒の昼食費を援助するため、上記事業で配付する「お米券」に10枚を上乗せして配付。

事業担当課 学校教育課

29.学童保育スタッフ応援

小中学校の休業に伴い、負担が増えている放課後児童支援員などを応援するため、館林市金券1万円を支給。

事業担当課 こども福祉課

30.奨学資金貸付事業(奨学生追加募集)

新型コロナウイルス感染症の影響で、学資を出すことが困難になった学生への支援策として、令和2年度の奨学生の追加募集を行う。詳細は今後市ホームページ及び館林広報でお知らせ。

事業担当課 教育総務課

31.奨学資金貸付金返済猶予

新型コロナウイルス感染症の影響で、奨学資金返済が困難になった返済者からの相談・申請に応じ、返済を猶予。

事業担当課 教育総務課

32.エア科学館の開設

向井千秋記念子ども科学館公式ツイッター(@mc_kagakukan)を通じて、同館の情報や身近なものを使った工作や実験など、自宅で楽しむことができるコンテンツを発信中。

事業担当課 向井千秋記念子ども科学館

財源確保

合計79億7,277万1千円

動画解説(15:34〜)

33.市長(30%)・教育長(20%)の給与の削減

1,600万円

動画解説(15:41〜)

市長(30%)・教育長(20%)の給与の削減(6か月分)、及び副市長不在期間中(1年間)の給与分を充当する方針

34.新型コロナウイルス感染症対策 寄附金の募集及びふるさと納税などによる財源確保

4,412万2千円(目標)

35.地方創生臨時交付金及び特別定額給付金事業・子育て世帯への臨時特別給付金事業

79億1,264万9千円

地方創生臨時交付金(1億8,778万1千円)

特別定額給付金事業・子育て世帯への臨時特別給付金事業(77億2,486万8千円)

注記

22・23・24・30・33については、館林市議会での議決が条件になります。