城沼のハス、沼固有の「古代ハス」と判明 「大賀ハス」や「行田ハス」との違いは?

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今日7月20日の上毛新聞に館林の城沼のハスが希少種の古代ハスであることが判明したことが報じられています。

記事は上毛新聞のウェブサイトで公開されています。

館林・城沼の群落 沼固有の希少種「古代ハス」と判明 : 上毛新聞ニュース

同じ内容がきたかんナビにも転載されています。

「古代ハス」だった 1400~3000年前 沼固有の希少種 学会発表へ 館林・城沼の群落 | きたかんナビ

古代ハスとは

城沼のハス

古代ハスとは何かというと、調べてみましたが明確な定義は無いようです。記事にも挙げられている千葉市の「大賀ハス」や行田市の「行田ハス」の特徴に、大賀ハスは約2000年前、行田ハスは1400〜3000年前の種子のハスが生き続けているとありますので、古代の種子が現在も存続し生育していることが「古代ハス」ということになるのでしょう。

城沼のハスは遺伝子を調べた結果、西半分の群落に生育するハスが1400〜3000年前から自生している城沼固有のハスであると考えられることがわかったそうです。

また、その遺伝子は「大賀ハス」や「行田ハス」の遺伝子と90〜100%一致したそうで、大きく見て仲間ということになるのでしょうか。

城沼ハス(仮称)の特徴は

城沼ハス(名前が無いので仮にこう呼ぶことにします)の特徴は遺伝子を調べた結果「大賀ハス」や「行田ハス」に近いことがわかりました。

では、「大賀ハス」や「行田ハス」との違いはなんでしょう?といっても私には生物学的なことはわかりませんので、それ以外の点で明確な違いを挙げてみます。

ずっと生き続けてきた城沼ハス

はっきりしているのは、城沼ハス(仮称)はずっと生き続けてきていることです。その点が「大賀ハス」や「行田ハス」とは全く異なります。

「大賀ハス」は縄文時代の遺跡である落合遺跡で発掘されたハスの実を1951年に発芽育成を試み、翌年に花が咲いたことで古代ハスが蘇りました。※参照 大賀ハス – Wikipedia

「行田ハス」は現在の古代蓮の里の近くで1971年に行われた公共施設工事の際に、偶然出土した種子が自然発芽して蘇り池に開花しました。 ※参照 行田市古代蓮の里(行田市公式サイト)

つまり、「大賀ハス」も「行田ハス」も古代に一度眠りについたハスの種子が現代に蘇ったわけです。

一方城沼ハス(仮称)はずっと生き続けてきました。その点が決定的に違います。1400年〜3000年の長い時を種の固有性を守りながら生き延びてきたのですね。

皮肉にもそのことが今まで古代ハスであることが判明しなかった理由なのでしょう。だってずっとあったものを何か特別なものとは思いませんし、調査をする機会も無かったでしょうしね。

遺跡から発掘された種子が蘇るのはドラマチックだと思いますが、でもずっと生き続けてきたというのもすごいと思いませんか?

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