中古自動車販売大手「ビッグモーター」の様々な不正疑惑で大騒ぎになっています。
その中で、ビッグモーター店舗前の街路樹が枯れるという現象が発生しています。
日本各地のビッグモーター店舗は幹線道路に面しているところが多いですが、そこにある街路樹がなぜか枯れてしまうというものです。群馬県では国道354号線に面する太田店のケースが、群馬県太田土木事務所が被害届を出したということで各メディアで大きく取り上げられています。
群馬のビッグモーター店舗前で街路樹17本が枯死 県土木事務所が被害届 テレ朝 (2023/07/25)
ビッグモーター店舗前だけ街路樹が枯れるのはなぜ?→新社長「雑草に撒いた除草剤が影響を与えた」と語る(篠原修司) – 個人 – Yahoo!ニュース (2023/07/25)
太田店がそのようなことになっていて、館林店は大丈夫なんだろうか。気になったので、調べてみました。
ビッグモーター館林店前の街路樹
ビッグモーター館林店は小桑原の国道354号線と旧122号線が交差する場所にあります。先日閉店した文真堂小桑原店の向かいですね。
街路樹は、、、ありますね。
手前の旧文真堂側は、草が伸び放題ですが、ビッグモーター側は整然としているかんじです。
道路を渡って近くで見てみます。枯れているようには見えません。
葉が生い茂っています。
背の低い街路樹はところどころまだらになっていますが、特におかしいところはないようです。
地面を見ると、草がほとんど生えていないことがわかります。でも木は枯れていません。
入り口の近くのところには木が生えていません。これは枯れてしまったのか?
どうやらそうではないようです。Googleストリートビューを見てみましょう。
上の写真で木の生えていないところを2023年2月に撮影したストリートビューで見てみます。
2023年2月
青い標識の手前のところですね。
同じ場所を2012年8月のストリートビューで見てみます。
2012年8月
実はビッグモーター館林店は一度リニューアルしていて、リニューアル前の店舗では、この標識のところに出入り口があったんですね。だから、木が生えていない。もともと木が無かったことがわかりました。
出入り口を移動させたのなら、そこに木を植えるべきじゃないかという考えはあると思いますが、その判断をするのはビッグモーターではなく、道路を管理している群馬県になります。
では、比較のために、別の場所も見てみます。
三菱モータース前の街路樹と比べてみる
ビッグモーター館林店の北側にある、三菱モータース。ここの前の街路樹を見てみます。
ビッグモーター前と特段かわりはないですね。
部分的に枯れているようなところがありますが、道路沿いで環境も悪いため、特段珍しいことではないでしょう。
葉も同じように生い茂っています。
ビッグモーター前と異なるのは、草です。ビッグモーター前はこんな状態(下)
はっきり言って、ビッグモーター前のほうがきれいです。これは日頃から草むしりをしていると考えるのが妥当だと思います。あるいは除草剤を適切に使用しているかのいずれかでしょう。
結論
ビッグモーター館林店前の街路樹は枯れていない。おそらく、社員の人たちがまめに草むしりをしているだろう。
以上の結論になりました。太田店はヤバいが館林店はそうではなかったと。もちろん街路樹に関してです。それ以外のことはわかりません。
まあ、今はなんでもいいからビッグモーターを叩いたほうがウケるんでしょうけど、そうではないこともあるんだよということで。社員の方たちの名誉もあるので。
当分、この騒ぎは続き、真相も明らかになっていくでしょう。それを冷静に見ていきたいと思います。