2月26日、山本一太群馬県知事が定例記者会見を行いました。
※記事内画像は記者会見モニター資料からの引用です。
ワクチン接種について
冒頭で、山本知事から先週から医療従事者を対象としたワクチン接種について、高崎医療センター、渋川医療センターで1,000名程度の先行接種が行われたことの報告がありました。
この他の先行接種として、3月中に15,600人分のワクチンが供給される見込みで、現在接種を希望している医療従事者が68,000人の2割強が3月中の接種を受けることになる見込みです。その後のワクチン供給の見通しは立っていません。
高齢者向けのワクチン供給については、群馬県では4月12日以降一部で接種が可能になる見込みです。また、6月中に高齢者が2回接種できる量のワクチンが供給される見込みが政府から示されました。
いよいよ、ワクチン接種が始まったということですね。先行きがまだはっきりはしませんが、まずは大きな進展だと言えましょう。
飲食店への営業時間短縮要請解除
全県で、時短要請は解除されます。
現時点で時短要請が出ている、伊勢崎市・大泉町への時短要請は3月1日までとなります(延長無し)。
これで、時短要請が出ている自治体はなくなります。
飲食関連事業者等事業継続支援金
時短要請の対象地域の飲食店と取引があり、売上が減少した飲食店の関連業者への支援策が決定しました。群馬県独自の支援策です。
支援内容
時短要請の対象地域の飲食店と取引があり、売上が減少した飲食店の関連業者へ一時金を支給
対象
時短要請の対象地域(前橋市・高崎市・桐生市・伊勢崎市・太田市・館林市・みどり市・大泉町・邑楽町)の飲食店等と直接取引があったことなどにより、本年1月又は2月の売上が対前年比30%以上減少した中小・小規模事業者及び個人事業者
対象業種
例
- 食材や酒類の卸売・小売業
- おしぼりリース業
- タクシー事業者
- 運転代行事業者 等
等
支援内容
支援金 (一時金)
個人事業者 20万円以内
法人 40万円以内
※3月中旬申請受付開始
県内の感染状況・医療状況
県内の感染・医療のデータ
県内地域ごとの感染状況です。
館林保健所管内においては、先週の2.3人/日から0.4人/日まで減少しました。このまま気を緩めることなく行きましょう。
全県のデータです。医療体制維持のための判断材料です。
新規感染者は先週から25%減。
病床は先週から10床増、病床稼働率は21.6%まで低下しました。
その他
年度末は恒例行事の多い時期でもあります。卒業式、謝恩会、お花見、卒業旅行、等、行動を気をつける必要があります。いつものようにはいかないということは頭においておきましょう。