電車のレストラン『マスタード・シード』

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鉄道の車両をお店として活用しているレストランが行田にあります。

『マスタード・シード』というお店です。

行ってきました。

マスタード・シード

『マスタード・シード』のお店は、ものつくり大学の近く、北陸・上越新幹線の線路沿いにあります。最寄駅はJR高崎線吹上駅になります。

敷地に入ると、

鉄道がお出迎え!

ピッカピカですねえ。

車体には「クハ703 東武鉄道」の文字があります。東武鉄道の車両なんですね。

この車両は「東武5700系」と呼ばれています。東武鉄道で1951年(昭和26年)から1953年(昭和28年)にかけて製造され、1991年(平成3年)まで40年にわたって利用されてきました。

参考:東武5700系電車 – Wikipedia

おもに東武日光線で使われていたようですね。昭和40年代には伊勢崎線でも使われていたことがあるようです。

廃車後、この『マスタード・シード』に譲渡され、レストランとして活用されています。

この古い車両の外装がピカピカなわけは、鉄道保存活動をしている方がクラウドファンディングで資金を募り、今年の4月補修・再塗装工事を行ったからなんですね。

東武5700系唯一の晩年の姿を後世に! – 保存鉄道組合総連合会

修繕塗装をされたときの写真があります。

実際のところ、鉄道としての利用を終えた車両が保存されるのはかなり珍しいケースです。貴重な鉄道遺産と言えます。

車両は2両あって、1両はテーブル席、もう2両はカウンター席として利用されています。

テーブル席がある車両です。

カウンター席として利用されている車両。

店内とても混んでいたいたので、あまり写真はありません。こちらはテーブル席のあるほうの車内です。けっこう広いんですね。おちついたいいかんじです。

時折、新幹線が通過するたびにちょっと揺れます。本当に列車が走っているような不思議な感じがします😄

ランチメニュー。パスタ、ピザ、肉料理、魚料理があります。

日替わりランチメニュー。

ランチをフルコースにもできます。

パスタは4種類から選べます。

お子様電車ランチプレートもあります!電車チョコレート付き!

これはいいですね😄

ランチパスタのペスカトーレ、本手打ちパスタにしました。

ランチにはコンソメスープ・サラダ・飲み物が付きます。コンソメスープおいしい。

ペスカトーレです。魚介がいっぱい!

手打ちパスタは平打ちのうどんに近い食感でした。トマトベースのソースによく合います。

食後にホットコーヒーをいただきました。ごちそうさまでした。

鉄道車両のレストランということでどんなかんじかなあと思ったのですが、落ち着いた居心地のいい空間でした。

マスタード・シード
住所
埼玉県行田市前谷463-1
営業時間
11:30-14:30/17:30-23:00(L.O.21:30)
定休日
毎週火曜・第2月曜
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