「らーめんのまち館林」シリーズ、今回は富士見町の「博多屋台」です。お店は国道122号線赤土町交差点を埼玉方面に向かいトヨタのすぐ先左手にあります。
博多屋台
店名に「屋台」と付くように、夜だけの営業のお店です。以前はお店が苗木町にあり、その当時から大人気店でしたが、昨年現在の店舗に移転してからも相変わらずの人気でいつも混んでていて店内だけでなく外まで行列が出てきていることもよくあります。
この店舗の設計は市内の空間設計室が担当されています。空間設計室が手がけた建物はくつろいだ雰囲気があり暖かみがあって落ち着きます。このお店もいいですね。
メニューです。「博多ラーメン」が看板メニューですね。「豚骨100%の濃厚スープ」とありますが、まったく偽りのないとても濃厚なドとんこつスープの博多ラーメンが食べられます。
他には博多ラーメンのスープを醤油味にした「屋台ラーメン」、それに昔ながらの醤油ラーメン「支那そば」があります。「支那そば」はとんこつスープではないのでとんこつが苦手な人でも安心です。
麺は極細麺の「博多麺」と細麺の「普通麺」があります。どちらもそうめんくらいの細さです。普通麺も見た目は博多麺と区別がつかないくらい細いですが、食べ比べると少し太いのがわかります。
麺のゆで加減が細かく選べます。
博多麺はかたい方から「コナおとし・ハリガネ・バリカタ・ハカタ・ハカタやわらか」で、標準は「ハカタ」になりますが、これは本当にお好みで選んでください。「ハリガネ」をリクエストする人が多いかなあという印象です。
普通麺はかたい方から「麺かた・かため・ふつう・やわらか」です。
また、博多ラーメンの流儀に従い、「大盛り」はありません。麺をもっと食べたい時は「替え玉」を注文します。麺のおかわりですね。この場合も麺のかたさをリクエストできます。麺が細くゆで時間が短いので替え玉はすぐ出てきます。
サイドメニューにごはんものがあります。「もつめし」はオススメですが、今日は麺を食べたいので無しにしておきます。
博多ラーメンハリガネです。このビジュアルを見ると毎回テンションがあがりますね〜白濁したスープにうっとりするくらいには私はとんこつラーメン好きです。
替え玉する気マンマンですが、いつも最初はそのまま何も加えず食べるようにしています。
博多麺(極細麺)です。とても細いです。手打ち麺とは全くことなる麺です。でもどちらもラーメンなんですから、ラーメンというものはずいぶんと懐の深い料理なんだと思いますね。
最初の麺がなくなったところで、替え玉を注文します。かたさは一番かたい「コナおとし」で。
すぐ出てきました。麺が細い上に一番ゆで時間の短い「コナおとし」なのでゆで時間は1分もないでしょう。麺はざるから直接入れてくれます。
2杯目は辛子高菜と紅しょうがを投入!いずれも九州のとんこつらーめん独特の薬味ですが味がガラッと変わります。なのでおかわりしても飽きずにおいしくいただけます。
辛子高菜と紅しょうがをスープと麺に混ぜます。スープの色からして変わっています。おなじことを鶏がらスープの醤油ラーメンでやると高菜としょうがの味にスープが負けてしまいますが、とんこつスープは強いのでいい感じで混ざってくれます。こうしてから一気にいただきます。
スープも飲んじゃいます。飲んでいくと底のほうが少しザラザラします。豚骨が溶けて沈んでいるんですね。これはスープがしっかり炊かれていることの現れですね。このザラザラがあるスープにハズレはないと個人的には思っています。
相変わらず移転後も移転前と全く変わらない本格的な博多ラーメンでした。新しい店舗はとてもきれいで屋台の雰囲気も感じられます。駐車場も広く安全に駐められるようになって行きやすくなりましたね。
- 住所
- 館林市富士見町18-50
- 営業時間
- 17:30〜23:00
- 定休日
- 月曜日・木曜日
- 関連サイト
- 博多屋台(ラーメンデータベース)