佐野市では、ラーメン店開業支援に取り組んでいます。
後継者不足に悩むラーメン店主と佐野らーめん店を開業したいという人とを繋ぐことで、佐野市への移住と独立起業を支援するという壮大なプロジェクトです。
参考:佐野らーめん予備校とは
その開業支援の佐野らーめん予備校の0期生ともいうべき方のお店が2021年4月3日にオープンしました。
佐野らーめん予備校に興味があったので、さっそくお店に行ってきました。
青竹手打ち佐野ラーメン 晴れる屋
『晴れる屋』へは、館林から自動車で行く場合、5号道路(県道7号線)を北に向かい、ケーズデンキ佐野店の二股を右に進みます。そのまま道沿いに進み、東武佐野線佐野市駅前を通過し、しばらく進むと右手にあります。電車なら佐野市駅が最寄りです。
駐車場は店舗向かって右手に4台分あります。
お店に入ると券売機があります。佐野ラーメン店で食券制は割と珍しいですね。
メニューは、ノーマルな佐野ラーメンと辛いラーメン2種類(四川麻婆麺・麻辣坦々麺)、丼ものが3種類あります。昼限定で佐野ラーメンと丼もののセットがあります。
佐野ラーメンのお店は今でも醤油味一本というところが少なくありませんが、こちらのお店は辛いラーメンがあります。かなり珍しいと思いますが、店主の方が中国料理歴27年ということで、前職を活かしたメニューとして辛いラーメンがあるようですね。気になったの食べてみたかったのですが、残念ながら売り切れ。次の楽しみにしておきます😅
佐野らーめん予備校のサイトに店主の小林さんのレポートがあったので、そちらをどうぞ。
予備校レポート01 元中国料理人の挑戦!佐野らーめんの新しい歴史に名を刻む時が来る☆
注文して、ラーメンが出てくるまで店内をキョロキョロ。卓上で目に止まったのは、「ハレルヤラー油」と「鎮江香酢」。
味変を楽しんでねということですね。あとでやってみよう。
佐野ラーメンと餃子を注文しましたが、ラーメンと餃子を別々に出してもらいました。
まずはラーメンです。
ぱっと見、麺がしっかりしている感じ。
まずはスープをすすります。ほのかに甘いです。濃くはないですが、はっきりめの味付け。
麺はしっかりめ。手打ちらしい麺ですね。佐野ラーメンは「ピロピロ麺」と呼ばれることもありますが、この麺にはその表現は当てはまらないでしょう。
チャーシューは柔らかく、肉感のあるものです。チャーシュー麺もいいですね。
餃子は皮が厚めのしっかりタイプ。佐野ラーメンに多い特大タイプではなく、ふつうの大きさです。
「ハレルヤラー油」や「鎮江香酢」を付けて食べてみましたが、おいしいですね。
辛いラーメンが食べたかったこともあったので、ラーメンにも「ハレルヤラー油」を投入します。
このラー油は確かに辛いのですが、香りがすごくいい!これはいいですねえ。というかんじで2度おいしいラーメンでした。ごちそうさまでした。
店主の小林さんはもともとプロの料理人ということで佐野らーめん予備校の立ち上げにも携わった方で、純粋な卒業生とは違うのかもしれませんが、最初の1店目としてとてもいいスタートを切ったのではないかと思います。今後1期生、2期生のお店が開店することになるのでしょうが、楽しみになってきました。
館林のラーメン店もなにかできないかなあと考えてみます。館林にも佐野に負けていない、たとえば手打ちオーション麺なんてかなりレアなものを作っちゃう人もいたりするので、なにかできそうな気がします。
営業時間・定休日・メニューなど、最新情報はお店のホームページ・SNSでご確認ください。