「ぐんまワンデー世界遺産パス」2021年も発売決定!

シェアする

群馬県内の鉄道がほぼ全線乗り放題の「ぐんまワンデー世界遺産パス」が今年も発売されます。

このフリーきっぷは2014年より、年によって使用できる期間は異なりますが毎年発売されています。

ルーツをたどると、2010年の「ぐんまワンデーパス」「ぐんまツーデーパス」がその原型のようです。当時は群馬県内のJR東日本の路線のみが乗り放題の対象になっていました。

現在の「ぐんまワンデー世界遺産パス」は県内の私鉄路線も対象になっています。使い勝手が大きく向上しました。

ぐんまワンデー世界遺産パス 2021年

これは2020年版のフライヤーの一部です。

「ぐんまワンデー世界遺産パス」は、東毛エリア民にとってはかなり手厚い内容になっています。東武線で栃木県内を通過しても大丈夫!さらに両毛線全区間もエリア内です。だから、館林からは伊勢崎線も佐野線も両毛線も利用できますし、両毛線沿線の栃木県民にとってもバッチリ利用できます。

また、JR吾妻線長野原草津口駅から草津温泉までのJRバスも利用できるので、温泉旅にも使えます!

と、かなり使い勝手のいいフリーパスですが、落とし穴がひとつだけあります。板倉東洋大前駅は群馬県内の駅であるのですが、エリア外となっています😭

板倉東洋大前駅から利用される方は、バスで館林に移動するか、東武日光線で栃木駅に出ましょう。栃木駅からはフリーパスエリアです。

栃木駅が対象エリア内で、板倉東洋大前駅が対象エリア外なのは、この「ぐんまワンデー世界遺産パス」の発行元がJRだからなんでしょうね。でも、茨城県版の県内乗り放題「ときわ路パス」ではJR古河駅が対象エリア外なので、関係ないのかもしれません。詳しい方教えて下さい。

ずっとこの状態は改善されていないので、今後も期待薄な気がします。

フリーエリア

群馬県内のJR線(両毛線小山-桐生,高崎線深谷-新町を含む)、上信電鉄線全線、上毛電気鉄道線全線、群馬県内の東武鉄道線(佐野線館林-佐野を含む)、群馬県内のわたらせ渓谷鐵道線の普通列車(快速含む)の普通車自由席、およびJRバス関東志賀草津高原線(長野原草津口-草津温泉バスターミナル)が乗り降り自由で利用できます。

新幹線や特急列車については、特急券等を別途購入で利用可。 ※わたらせ渓谷鐵道線のトロッコ列車は利用できません。

期間

発売期間 2021年3月22日(月)~9月30日(木)

利用期間 2021年4月1日(木)~9月30日(木)

有効期間 1日間

料金

おとな 2,240円

こども 1,120円

フリーエリア内のJR東日本の主な駅の指定席券売機、みどりの窓口、びゅうプラザおよび主な旅行会社で販売。

館林駅では買えませんが、駅前の東武トップツアーズで購入できます。

利用できる列車と設備

フリーエリアのJR線、上信電鉄線、上毛電気鉄道線、東武鉄道線、わたらせ渓谷鐵道線の普通列車普通車自由席。

ジェイアールバス関東(長野原草津口駅~草津温泉バスターミナル間)。

新幹線・特急(東武鉄道線の特急「りょうもう」号等を含む)、急行、普通列車グリーン車、指定席等を利用 の場合は、別途特急券、急行券、グリーン券、指定席券等が必要です。

わたらせ渓谷鐵道線で運行している「トロッコ列車」は、ご利用できません。別に乗車券・整理券が必要です。

関連リンク

ぐんまワンデー世界遺産パス おトクなきっぷ:JR東日本

利用例

鉄道に乗りまくる

メリットが一番わかりやすい例です。

実際にやってみた記事を書いたのでそちらをどうぞ。

『ぐんまワンデー世界遺産パス』で群馬を旅してみた
最近、自転車を鉄道に載せて旅をする、いわゆる「輪行」をする機会が増えました。 それまでは、出かけるのは自動車かオートバイばかりでしたが...

今年は、一日でどれだけ乗れるか挑戦してみようかな!