昨年令和7年(2025年)は5年に一度の国勢調査が実施されました。その速報集計結果が公表されました。
この記事では、速報集計結果からこの5年間の群馬県内の市町村や鉄道沿線自治体の人口増減を見ていきます。
目次
令和7年国勢調査 速報集計結果 群馬県編
最初に説明します。
令和7年(2025年)と令和2年(2020年)の国勢調査の市町村ごとの数値を比較し、増減数と増減率を計算しています。なお、対象となった市町村で増減率がプラスになったところはありませんでした。すべてマイナス、すなわち人口減です。
- 文字が赤:-5%を超える減少
- 文字が黒:-2.5~5%の減少
- 文字が緑:-.2.5%より少ない減少
要するに、赤は減少が大きく、緑は減少が少ない、黒はその中間ということです。
では、群馬県内の市町村のデータです。
表の最後に群馬県全体と全国のデータを載せています。
こうやってみると、市町村によって、増減率(というより実質減少率なので、以降減少率と呼ぶことにします)に大きな開きがあることがわかります。
市に限ると、
減少率の低い前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市
減少率の高い桐生市、沼田市、渋川市、藤岡市、富岡市、安中市
その中間のみどり市、館林市
こんな分類になりますかね。
館林市の増減率は大きくも小さくもない-3.29%、これは群馬県全体の増減率-3.69%に近いです。
邑楽郡は、板倉町の減少が目につきます。約-10%、5年で10人にひとり減ったという計算になります。それ以外は大泉町を除いて-5%前後であまり差がないようです。
令和7年国勢調査 速報集計結果 四県境
次は、群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県の県境近くの市町村(村はないですが)、のデータを見てみます。
群馬県のデータと比べると赤が減ってますが、よく見ると赤はすべて両毛地区の市町ですね。桐生市は10万人を割ってしまいました。
令和7年国勢調査 速報集計結果 両毛線沿線
次は両毛線沿線の市データです。路線の駅順に並べています。
こうしてみると、両毛線の両端はあまり人口が減っていません。全国平均-2.45%と同程度かそれより良い数値です。特に小山市はすごいですね。対象的に沿線中程の市の落ち込みが目立ちますね。
令和7年国勢調査 速報集計結果 伊勢崎線沿線(久喜以北)
最後に伊勢崎線沿線(久喜以北)の市町データです。こちらも路線の駅順に並べています。
実際にデータを見てみると、かなり優秀ですね。全国平均-2.45%より良い数値の市が並んでいます。沿線全体でも全国平均に近い数値です。両毛線沿線は全国的に見ると活気があるエリアということが数値からわかりました。
また、比較的大きな市が並んでいますが、これはかつて鉄道が地域発展の原動力になったということでもあるのかなと思います。現代は自動車社会になり、鉄道利用者が減少していますが、それぞれの町が今の規模で栄えているのは鉄道の力が大きかったということだと思います。もちろん両毛線もです。
今日使用したデータを置いておきますので、興味のある方はぜひいじってみてください。気づきがあると思いますので。
この記事で使用したデータ
どちらも同じ内容です。
全国のデータは政府統計ポータルサイトにあります。



