佐野に青竹手打ちラーメンの新店『麺屋 貴』が2020年4月4日オープンしました!!
最寄り駅は佐野市駅で館林から近いです。今時の佐野ラーメンはどんなものかなという興味もあったので行ってきました。
麺屋 貴
先日、ラーメンカンに行った時に、店主の森田さんとちょっとお話をしたのですが、佐野ラーメンの話題になり、今は佐野ラーメンと言ってもいろんなタイプのお店があるから、「これが佐野ラーメン」と一言で言うのが難しい時代になったという、そんな話をしました。確かに老舗のラーメンと人気のある新しいお店のラーメンとでは麺もスープもかなり違っているように感じます。
そんなことを思いながら今日行く『麺屋 貴』はどんなラーメンを出してくれるのか楽しみにお店に向かいました。
『麺屋 貴』への道順は、館林から行く場合、5号道路を北上し渡良瀬川を渡り、国道50号線を越え、しばらく直進します。左側に『さくら歯科』の看板が見えたら左折し、すぐ右折すると右手にお店があります。以前『大金』や『一乃胡』があった場所のようです。
建物の前が駐車場です。
お店に入ると、除菌アルコールが置いてあります。コロナ対策はしっかり。店員さんもとても細やかな気遣いをされています。
座席はカウンター席とテーブル席です。
メニューを見る前に、店主さんのプロフィールが書かれたシートがありました。
店主は津布久貴彦さん
修行先のお店
中国飯店 富麗華(高級中華料理店) → 佐野ラーメン 大和(若き佐野ラーメン人気店) → らーめん 満天家(栃木県内に展開する味噌ラーメン店)
ということです。佐野ラーメン的に見ると、大和で修行されている点に目が行きますね。新しい佐野ラーメンの形を作ったお店のひとつです。満天家でも修行されたということはいつか味噌ラーメンも出されるのかもしれませんね。
メニューです。これはもう王道佐野ラーメンですね。ラーメンは醤油のみ!サイドメニューは焼き餃子!
焼き餃子はどこでも出しますが、やっぱり佐野ラーメンと言うと大きな焼き餃子でしょう。
なので、ラーメンと焼き餃子をいただきました。
ラーメンです。澄んだスープ。やはり佐野ラーメンというかんじがします。手打ち麺と澄んだスープという組み合わせは意外にないんですよね。白河ラーメンはスープがもっと濃いですし。
このビジュアルは紛れもなく佐野ラーメンですね。
スープは見た目よりも醤油を感じます。やっぱり今時の佐野ラーメンのスープかなあと思います。といっても濃すぎることはないです。いいバランスですね。
麺はしっかりめで、縁のほうがぷるぷるしていて、ちょっと館林のうどん系のラーメンに似ています。佐野と館林のラーメンは長い年月の間影響しあってきたのだと思います。それを感じる麺です。おいしいですよ😁
チャーシューもいいですよ。やわらかしっとりとしてジューシーです。チャーシュー麺にすればよかったなあ。
餃子3ケ。大きさが佐野ラーメンの餃子であることを主張しています。1人分なら3ケでちょうどいいですね。厚めの皮で佐野ラーメン屋の餃子の特徴を押さえています。
左に見えるのは、パプリカとなんとか醤(教えてもらったのですが失念しました)のタレです。これは全く辛くなく、餃子に載せていただきました。ごちそうさまでした。
食べ終えてみて感じたのは、佐野ラーメンの伝統を押さえた今時の佐野ラーメンであるということです。とてもていねいに仕事をされていると感じました。
大変な時期のオープンですが、ぜひがんばって続けていっていただきたいと思います。ラーメン好きの方は行ってみてください。館林から近いですしね。
営業時間・定休日・メニューなど、最新情報はお店のホームページ・SNSでご確認ください。