館林の高速バス・空港バスの現状について調べてみた

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高速バス、一度乗ってしまえば目的地まで乗り換えなく、そして必ず座れる移動手段があります。新型コロナウイルスの感染が広がる前は便利で比較的安価な移動手段として、利用していた方も多いかと思います。

その高速バスですが、コロナが5類移行し、人々の移動や交流もコロナ前のように盛んになった今でも、減便や休止、あるいは路線そのものが廃止されてしまったケースがあります。

そこで、館林の高速バス・空港バスの現状を調べてみました。

館林の高速バス・空港バスの運行状況

※2023年12月時点のデータです。

日本中央バス シルクライナー 名古屋・京都・大阪行

運行 1往復設定 1往復

シルクライナー 時刻表・運賃表

※ シルクライナーは前橋・高崎から利用できる便と東毛地区から利用できる便と2系統ありますが、館林経由の東毛地区から利用できる便は1日1往復の設定です。

日本中央バス 仙台ライナー 仙台行

運休中 / 設定 1往復

仙台ライナー 時刻表・運賃表

日本中央バス 伊勢崎・桐生~羽田空港線

運行 4往復運休 4往復 / 設定 8往復

伊勢崎・桐生~羽田空港線 時刻表・運賃表

関東自動車/千葉交通 成田空港線メープル号

全便運休 / 設定 7往復 (時刻表)

<成田空港線>太田・大泉・邑楽・館林・境古河⇔成田空港 メープル号-関東自動車株式会社

メープル号は全便運休のまま廃止が決定しています。

関東自動車が成田空港線バスの運行見直し 栃木・宇都宮往復は増便 群馬・桐生、太田は廃止へ – きたかんナビ

このように館林の人にとって高速バス・空港バスは非常に厳しい状況にあります。

減便も痛いですが、仙台ライナーの運休は、群馬県から東北への夜を活用した貴重な移動手段で愛用している方も多く、復活を望む声が上がっています。

成田空港線にいたっては、全便運休のまま廃止が決まってしまいました。空の旅は荷物が多いことも多く、乗り換え不要で空港に行ける便利な交通手段ですが、それが廃止とは。その一方で、栃木・宇都宮からの便は増便ですから、明暗が極端にわかれてしまいました。

こうした現況は、コロナの影響というよりもバス会社を取り巻く環境の厳しさにあるように思います。

運転手不足で路線バスを減便 土浦、つくばなど8市町 関東鉄道

京急バスが横須賀市内で減便 JR衣笠駅発着の3路線 運転手不足で | カナロコ by 神奈川新聞

高速バス「運転手不足」で路線廃止が続く深刻度 2023年は路線の休廃止が続々とニュースに | 佐滝剛弘の高速道路最前線 | 東洋経済オンライン

路線バス、高速バス問わず、全国的にバス運転手不足が表面化しています。

関東の都市圏でも運転手の確保が難しくなっていることがわかります。バス会社としては、運転手不足のなか、十分でないリソースをより需要の強い路線に割り当てることになるのは当然のことでしょう。その結果、減便、運休、廃止に追い込まれる路線が、路線バス・高速バス問わず出てきている。そんなふうに見えます。

栃木県の関東自動車が運行する成田空港線の場合は、地元の利用に優先的にリソースを割いたため、栃木・宇都宮から利用できるマロニエ号は増便、群馬県内から利用できるメープル号は廃止となってしまったのかもしれません。その結果が7往復運行から廃止という極端な結果にあらわれているように思えます。

地域の繁栄に公共交通は不可欠

この問題、すぐに解決はしないと思いますが、地域経済によくない影響を与えるのは間違いなく、対策が求められます。

館林でも、近隣の市町と協力してバス会社への働きかけが必要ではないかと思います。公共交通の衰えは地域の衰退に繋がりますから。

この調査は今後も行いたいと思います。

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