今日、友人からコロナワクチンの追加接種について気になることを聞きました。
その友人は館林の住民なんですけど、職場仲間とワクチンの前倒し追加接種についての話になったそうです。その時に接種票の発送のことで「え?」と思ったことがあったそうです。
それは、館林以外に住んでいる職場仲間は皆さん接種券が届いているということでした。
「館林だけどうして送ってこないの?おかしいでしょ!」とプンプンお怒りでした。
本当にそんなことになっているのか調べてみました。
対象は群馬県内の12市についてです。
調べたことは、追加接種の前倒し実施状況と接種券の発送状況の2点です。
追加接種の前倒しが決まったのは昨年11月15日ですが、実際に追加接種が始まったのは12月、医療関係者を対象に始まりました。急遽決まったことなので自治体も対応が大変だったと聞いています。そうしたことも考え、今年3月以降の接種体制についての比較になります。
なお、県営ワクチン接種センターでは年齢やお住いに関係なく接種券をお持ちであれば、6ヶ月以上で接種可能です。予約はかなり取りやすいので、そちらもオススメです。1,2回目を市で受けて3回めをワクチン接種センターで受けることも可能です。
私はGメッセ群馬の県央ワクチン接種センターで3回とも受けました。
調査は2022年2月24日に行いました。今後状況は変化することがあります。
追加接種の前倒し実施状況
2022年3月以降の前倒し実施状況になります。
前橋市 | 2回目接種時期による。最短6ヶ月。 |
伊勢崎市 | 6ヶ月 |
渋川市 | 7ヶ月 |
高崎市 | 3月以降7ヶ月、4月以降6ヶ月 |
藤岡市 | 7ヶ月 |
富岡市 | 6ヶ月 |
安中市 | 6ヶ月 |
沼田市 | 6ヶ月 |
桐生市 | 6ヶ月 |
太田市 | 7ヶ月 |
みどり市 | 7ヶ月 |
館林市 | 6ヶ月 |
ばらつきはありますが、すべての市で前倒し接種を行います。6ヶ月の市が8市(4月以降も含む)、7ヶ月の市が4市。7ヶ月の市も今後さらに前倒しになる可能性はあります。
館林は2月4日から6ヶ月間隔で接種が受けられるようになりましたが(これはかなり早い)、モデルナワクチン限定になります。これも今後のワクチン流通状況で変わる可能性はあります。
接種券(クーポン)発送状況
すでにすべての接種券の発送が完了している市、接種可能な時期に合わせて発送している市、この両者は○としています。接種可能な時期になっていても接種券が届いていない場合がある市は✕とします。
前橋市 | ○ |
伊勢崎市 | ○ |
渋川市 | ○ |
高崎市 | ○ |
藤岡市 | ○ |
富岡市 | ○ |
安中市 | ○ |
沼田市 | ○ |
桐生市 | ○ |
太田市 | ○ |
みどり市 | ○ |
館林市 | ✕ |
あらら。館林だけ✕になってしまいました。これはどういうことかというと、館林市は前倒し接種を受ける場合には接種券の早期発送を申請する必要があります。前倒しに合わせて一斉に送るということをしていません。市のウェブサイトの説明を読むと、追加接種は原則「追加接種用の接種券付予診票については、2回目接種の終了月からおおむね7か月経過後に順次発送します。」とありますね。つまり前倒し1ヶ月ぶんだけは早く送っている。
このことをどう考えるのか。ワクチンの供給体制や接種を行う体制などを見ないとなんとも言えないところはありますが、ただ言えるのは、接種券が届くまでは接種を受けることを考えない人も多いと思うので、接種率の早期向上のためにはよくないとは思います。せっかく6ヶ月の前倒しを行っているのですからね(そこは評価していいと思う)。
今後、この状況は変わるかもしれませんが、2月24日の時点ではこうなっているということです。
接種券を取り寄せるのは面倒と思う方もいるかと思いますが、ひと手間かければすぐに受けられるので、なるべく早く受けたいという方は以下のいずれかの方法で申請できます。申請すればすぐ届きますので、ぜひ。
「ぐんま電子申請システム」で申請
4月30日まで、ぐんま電子申請システムの新型コロナワクチン追加接種(3回目)接種券の早期発送申請で申請。
こちらが推奨の方法となっています。実際かんたんです。
電話で申請
館林市コロナワクチンコールセンター (電話 0570-010-884)へ電話して申請。